スピリチュアル系の本ってやたら「望んだものが引き寄せられるよ!」って言っているのに、その根拠についてはあいまい。
だって、それが宇宙の法則だもん♪
という解説で成り立っている著書もたくさんあります。
村松大輔さんの著書『自分発振で願いをかなえる方法』の場合は、
- 自分の望むことが叶っていく理由
- 望むことが叶うような自分になる方法
これらを根拠を持って説明してくれます。
子どものころに言われた
「友達には優しくしなさい」
「良いことを進んでやりなさい」
の教えに対して
で、良いことしたら自分にとって何が得なの!?
と納得できなかった人も、
良いことをするのは、自分の願いを叶えることに繋がっているんだ
と、合点がいくのではないでしょうか。
書籍の詳細をみてみる≫自分発振で願いをかなえる方法
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『自分発信で願いを叶える方法』とは?
著書である村松大輔さんは、父の経営する会社での勤務がうまくいかずうつを患ったものの、「自分と自分自身の関係」を見つめなおすことで状況を好転させました。
そして、人生は「自分発振」したとおりに「現実化」していることを発見。
『自分発振で願いを叶える方法』では、量子力学(小さい世界)の法則にのっとって、願いを叶える方法を提唱しています。
元文部科学大臣、東京大学名誉教授、スポーツ選手など、多くの著名人も著書を推薦。
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「鏡の法則」「引き寄せの法則」の裏付けとも言える本
現在私は29歳。
17歳の時に「鏡の法則」を読んだことがきっかけで、スピリチュアル的なことへの関心が高まりました。
- 「鏡の法則」
- 「こうして思考は現実になる」
- 「ザ・シークレット」
などなど、引き寄せの法則を語る本は山ほど読みました。
まどか
ただね、「引き寄せの法則」の信者と言えども、やっぱり
で、なんでその法則って成り立ってんの!?
みたいな疑問はあるわけです。
- 仕事場での人間関係が劇的に改善した
- 望んでいたようなマイホームを手に入れた
- 欲しかったものをタイミングよくもらえた
- 望んだ年齢で妊娠した
「ザ・パワー」を読んだり、ビジョンボードをフル活用して、望む状況を引き寄せるたびに
やっぱり、引き寄せの法則はあるんだ!
と、実感できるものの、
根拠をくれ!実現する根拠をくれー!!
という気持ちは収まりません。
“感情の周波数が願望と一致して、引き寄せているのです”
みたいな解説でも、全然物足りない。
スピリチュアルなことがうさん臭く感じる人も、根拠不足・説得力不足が原因なのではないでしょうか。
その点、科学的に周波数の話を解説してくれる『自分発振で願いを叶える方法』は読んでおいて損はないですよ。
まどか
『自分発振で願いを叶える方法』をざっくり解説しよう(ネタバレ)
本の内容を、ざっくり解説しますね。
(分かりにくかったらごめんw)
ゼロポイントフィールド(宇宙)にアクセスすることで願いが叶う
ゼロポイントフィールドが何やらすげぇらしいんだけど、そこにアクセスすることで願いが叶うらしい。
- 作曲家:勝手に曲が降りてきた
- マラソン選手:全然苦しくなくて、どこまででも走れる気がした
自分だけの力だけでこの偉業を成し遂げたわけじゃない!みたいに言う人は、だいたいこのゼロポイントフィールドにアクセスしてゾーンに入っているようです。
私たちはゼロポイントフィールドで出来ている
私対は60兆個もの細胞でできていますが、
- 細胞は分子から出来ており
- 分子は原子からできており
- 原子は原子核から出来ており、
- 原子核はは陽子・中性子からできており
- 陽子・中性子は素粒子からできており
- 素粒子はゼロポイントフィールドから出来ている
ゼロポイントフィールド、小さすぎるわ!
素粒子より小さい世界の法則を見つけるのが「量子力学」なんだけど、想像以上に小さくて小さくて。
ただこの小さすぎるゼロポイントフィールドに世界の全ての情報が記録されていているので、いわばUSBメモリみたいなもの。
人も、動物も、植物も、空気も水も、物も、人の感情だってすべてがゼロポイントフィールから出来ているので、ほんとうに全ての情報が蓄積されているのです。
まどか
そしてゼロポイントフィールドは、なおかつお互いに相互作用があるから驚き。
みんなの情報は自分のもの!
自分の情報はみんなのもの!
過去の偉人たち、先祖たちの情報にもアクセスオッケー、ありがとう!
なんなら、水や空気、植物や物も全部ゼロポイントフィールドから出来ているから、すべての情報が我が手に!
みたいね。
映画「ルーシー」も結末はUSBだったよね
スカーレットヨハンソン主演の映画『LUCY(ルーシー)』。
人間は普段10%しか脳を使っていないんだけど、麻薬のせいでどんどん覚醒していく彼女。
- 20%の覚醒:1時間で外国語をマスター
- 30%の覚醒:自分の容姿を変えたり、人の記憶にアクセスできる
- 40%の覚醒:目に見えないはずの電波や信号が見えるようになる
脳をたくさん使えるようになるに従い、ルーシーはすべてを感じるようになり、万物をコントロールすることができ・・・・
そして100%に達した時に、彼女はUSBになってしまったのです。(ネタバレごめん)
ルーシーがUSBになる時、太古の映像が次々と浮かび上がってきます。
それはつまりルーシーは100%脳が覚醒したことで世界の全ての記憶を集約した記録媒体になったということを意味しています。
つまり、それって人間1人1人の脳は潜在意識の中に、今までの歴史の記憶を全て持っているという解釈ができ、
つまりつまりそれってゼロポイントフィールドのことなんじゃないか?
と結び付けられる気がしてなりません。
私たちの感情や意識はフォトンでできている
話を書籍の解説に戻します。
私たちの感情や意識は目に見えませんが、実は素粒子でできているそうです。
素粒子はゼロポイントフィールドよりもちょっと大きいやつね。
\素粒子、めっちゃ小さい!/
- 細胞は分子から出来ており
- 分子は原子からできており
- 原子は原子核から出来ており、
- 原子核はは陽子・中性子からできており
- 陽子・中性子は素粒子からできており
- 素粒子はゼロポイントフィールドから出来ている
感情や意識を運ぶ素粒子を、『光子(フォトン)』と言うらしく、高校の教科書にも載っているらしいからいよいよ「うさんくせー」なんて言ってられなくなります。
フォトンには周波数がある
引き寄せの法則なんかで語られるワードにもある「周波数」。
フォトンにも周波数があるようで、
- ポジティブなフォトンは高い周波数
- ネガティブなフォトンは低い周波数
とのこと。
で、ポジティブな周波数を出している人は、高次元にいる人間。
ネガティブな周波数を出している人は、低次元にいる人間。
そして、同じ次元にいる人と関わりあって生きている(共振しあう)そうです。
類は友を呼ぶってやつですよね。
で、今回著書で私的に新たな発見があったのがコレ。
ポジティブなフォトンは、遠くに広く届く。
ネガティブなフォトンは、あまり飛ばない。
ここです。
\イメージ図/
つまり、高次元にいる人間は広く遠くの人間とも繋がれるが、低次元の人は近距離の人としか繋がれない(もしくは孤独)らしい。
\イメージ図/
しかもネガティブなフォトンは遠くに飛ばないため、密度が高い。
つまり、自分の身近な人(家族や仲の良い友達)に、ネガティブなフォトンを大量に送り付けているようなものです。
不機嫌な人が部屋にいると場の空気がピリピリするのも、このせいですよね。
まどか
ゼロポイントフィールドにアクセスするには、高次元な自分でいよう!
ゼロポイントフィールドにアクセスすることで、願いが叶うのですが、アクセスするためには
高次元な人間でいること+脳がミッドαな状態でいること
この条件が必要とのこと。
脳がミッドαな状態でいるためには、リラックスや集中力が必要なのですが、その方法は著書を読んでね(割愛!)。
で、高次元な人間になるためには、
- 自分を大切にする(自己肯定感を高める)
- 共感力を身に着ける
- 善を行う
みたいな方法がある(著書で詳しく説明あり)のです。
「良いことをすると、良いことが返ってくる」とは言いますが、本当は
- 良いことをすると自分の次元を高めることができ、それによって次元の高い人と繋がることができるので、助けてもらえたり必要な情報をもらえたりしやすくなる
- 良いことをして次元を高めると、ゼロポイントフィールドにアクセスしやすくなり、願いが叶いやすくなる
こういうシステムだったということです。
ぜんっぜん分かりにくい説明だったらごめん!
そして、全然ざっくりじゃないんだけど、本の内容としてはほんとこれは一部で、もっと具体的に説明がありますからね。
まどか
うさん臭さは残りますが(なんせ科学的なことも解明されていないことが多い)、
宇宙の法則です!という一言よりも、教科書にも載っているような「フォトン」というワードを持ち出された方が「引き寄せの法則」についても理解が深まるのではないでしょうか。
飛行機がなぜ空を飛んでいるのかが解明されていない昨今、もう「フォトン」というワードがあるだけでも根拠があると言っていいでしょう!笑
「ほめ日記」「呼吸法」「祈り」を実践してみたら、生きる目的がみえた
「引き寄せの法則」や「自分発振」を疑うにせよ、信じるにせよ、
実践してみて効果があれば根拠なんてもういいや!とも思うのですが。
実際に本に書かれたことを試してみました。
- ほめ日記をつけて、自己肯定感を高める
- ヘルツを高める呼吸法
- 祈り
すぐに実践できそうな、この3つをチョイスしてみました。
①ほめ日記をつけて、自己肯定感を高める
育児や家事に追われるとすぐに心の余裕がなくなってしまう私。
イライラを夫や娘にぶつけ、自己嫌悪になることもしばしばありました。
「私って母としても妻としても、あかんやん!」って思うことが多々ある中、村松大輔さんの言う通り「ほめ日記」をつけてみることに。
自己否定の気持ちがあると、自分発振の周波数は上がらないため、けっこうほめ日記は大事なようです。
今月は車を買ったり洗濯機を買ったり、出費が多かったのでお金のことについて不安になっていたのですが、
「お金の不安があるということは、家計管理をしているから。素晴らしい!家族の暮らしを守りたいからこその感情だもん、私よくやってるよ!」
なんて書いてみた瞬間、気持ちがぐっと楽になりました。
②ヘルツを高める呼吸法
娘の夜間覚醒により、睡眠不足が続くと私は息が苦しくなってしまいます。
明らかに呼吸が浅く、自律神経が乱れているのですが、意識的に改善するのに難儀していました。
しかし、著書に載っているヘルツを高める呼吸法を試してみたら、その日から呼吸が苦しくなることがなくなりました。
呼吸って意識すればするほど苦しくなるのですが、自然に穏やかに呼吸が出来ているのがよく分かります。(ありがたき!)
③祈り
「○○が叶いますように」なんていう私欲な祈りではなく、
「今日も最高の自分を発揮します」という祈りが効果的らしい。
そのため、「今日も、旦那と娘と自分が幸せに過ごすことができるように、最高の自分を発揮します」と祈るようにしました。毎日。
で、この3つを続けてみたら「望みを叶える」という考え方から、「生きる目的を遂行する」という気持ちが大きくなりました。
まどか
引き寄せの法則の欠点として、「叶わなかった時に、自分を責めてしまう」という点でしょうか。
たとえば、私は2人目不妊で毎月生理が来るたびに泣いているのですが、引き寄せの法則の考えであれば
- 不妊という現状は自分が引き寄せているから、自己責任だよね
- しっかりイメージをしているはずなのに、努力不足なのだろうか
みたいな考えに陥ってしまうのです。
でも、人生で大事なことって「幸せな気持ちで過ごす」ってことだと思うんです。
その「幸せ」の条件に、私は「2人目の妊娠(出産・子育て)」などを設定しているだけであって、それは手段。
もちろん2人目の妊娠は待ち望んでいるけれど、「今日1日、最高の自分を発揮して、自分や家族が幸せに暮らす」ことが本当の望み。
そして、自分や自分の家族が幸せに今日も暮らせるように、最高の自分を発揮するのが今の私の生きる目的。
(家族のために自己犠牲を払うのではなく、あくまで自分自身の幸せも大事)
最高の自分って、どんな自分なの!?どんな行動が最高なの?
と疑問に思うかもしれませんが、「最高の自分を発揮します」と心で祈ることが大切で、あとは自然に最高の自分が発揮できるように環境や自分の行動が変わっていくはず。
実際に、祈りを始めた日から、心が穏やかになって、無駄にアレコレ考えたり悩むことが少なくなりました。
多分生理がきても、今月は泣かないと思う。
まとめ
『自分発振で願いを叶える方法』は、願いを叶える方法を教えてくれつつ、
- 自己肯定感が低かったり
- 意識のノイズが多かったり
- 私利私欲な願い
だと、願っても願っても叶わないよ!ということも、根拠を持って説明してくれます。
ただ、自分がいる次元を高める方法のヒントはかなり書かれているので、誰でも願いを叶えるチャンスを高めることは可能。
ゼロポイントフィールドは、自分自身にしかない「生きる目的」を与えてくれるそうです。
何はともあれ『自分発振で願いを叶える方法』は、自分自身を大きく振り返り、どのように毎日を過ごすのかという指針になったので、読んでよかったです。
書籍の詳細をみてみる≫自分発振で願いをかなえる方法
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