5人に1人の割合で存在する敏感気質、HSPは
とにかく疲れやすい
というのが、本人にとってしんどいポイント。
- 気を使いすぎて、気持ちが消耗している
- 最近余裕がなくて、心から笑っていない
- 頭に心配事や雑念が浮かんで、目の前のことに集中できない
もし心当たりがあるのであれば、
マインドフルネス
をおすすめしたいと思います。
呼吸に集中し、頭に浮かんだ雑念は受け流す
という方法ですが、頭の中がクリアになり、活動意欲がわき、目の前のことを心から楽しめるようになります。
ちょっとでも煮詰まっていると感じている人は、ぜひ記事の内容を参考にしてみてくださいね♡
いろいろ考えちゃって不眠に陥っている人にもおすすめですよ。
まどか
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HSPはとにかく脳が疲れやすい!
世界中、どの人種にも5人に1人存在すると言われているHSP。
敏感であり繊細な気質であるがため、ささいなことに気づく能力や共感する力が長けているものの、
疲れやすい
と感じている人も多いです。
性格や病気とは関係なく、
脳が情報を徹底的に処理する
という気質を生まれながらにもっており、4つの性質を持っているとアーロン博士は言います。
- D:深く考える
- O:過剰に刺激を受けやすい
- E:共感力が高く、感情の反応が強い
- S:ささいな刺激を察知する
つまり、毎日めちゃくちゃ脳を使っているということになりますよね。
プロ棋士である羽生 善治名人は、1局で体重が3kgも減ってしまうと言っていますが、脳を使うということは多大なエネルギーを消費しているということであり、HSPが疲れやすくても当たり前なのです。
で、脳が疲れてくると何がしんどいかというと、
とにかく心に余裕がなくなり、
くよくよ心配事が頭に浮かんだり、
小さいことでイライラしてしまう
という点です。
HSPの人に限らず、夜になると布団の中で不安なことが頭によぎったり、センチメンタルになることはあるかと思いますが、それも脳が1日活動して疲れているから。
目の前にあることに集中するエネルギーもなくなり、心配事や雑念に頭が支配されてしまうと、今を楽しんでいるという感覚もなくなってしまいますよね。
だからこそ、脳を休ませてあげるべきなのです。
その脳を休ませる方法として、
マインドフルネス
をおすすめしたいのですが、
1回3分という細切れでも『マインドフルネス』を日常に取り入れることで、思考の渦から抜け出す機会になりますよ。
私自身、気持ちに余裕がなくなってくると、
あれ、今日娘の顔をちゃんと見てたかな・・・?
と、心配になることがあります。
娘と遊んだりお話しているつもりでも、どこか頭の中で他ごとを考えてしまっていては、幸せとは程遠い日常ですよね。
まどか
『マインドフルネス』は脳に休息を与えられる
マインドフルネスは、過去や未来に対する考え事を辞め、「今 ここ」に集中するための方法。
人は考え事をしているときは、どうしても「今じゃない」ことに意識が奪われますが、そういう時って焦り、不安などを感じてしまいます。
- 今日の私の言い方、〇〇さん、気に障っちゃったかな~。
- 今月ちょっとお金使いすぎちゃったけど大丈夫かな~。
- まだ洗い物終わってないけど、子どもをお風呂に入れなきゃいけないし・・・
などなど。
じゃ~、考え事を辞めればいいんじゃないの?
ということではありますが、人類は生き残るために「不安」を抱くように作られているため、自然には考え事は止まりません。
さらにスマホの普及で、SNSでたえず他人と比較してしまう環境にもあるのです。
まどか
だから、考え事を辞めるという意識的な作業が必要なのです。
「スキマ時間」を効率よく過ごそうとばかりせず、脳の休憩時間にする勇気が必要なのです。
で、その考え事を辞める方法の1つが、
マインドフルネス。
「今 ここ」に集中することで、過去や未来への心配や後悔などから解放され、満たされた気持ちになりますよ。
使いっぱなしの脳を休ませることにもなるため、頭の中がクリアになり、気持ちもポジティブになります。
脳が疲れやすいHSPこそ、マインドフルネスが必要だということが分かりますよね。
マインドフルネスの代表的な方法としては、
呼吸に集中する
というもので、今すぐに取り入れることが可能。
雑念がわいたり、他のことに気持ちがそれてしまっても、呼吸に意識を戻すことを繰り返すことで、「今 ここ」に対する集中力が上がるのです。
まどか
まずは実践!『マインドフルネス』おすすめの方法
瞑想やマインドフルネスは、姿勢などを気を付けることで効果がアップするようですが、初めて取り入れる人は
シンプルな方法
がおすすめですよ。
(工程が多いと、めんどくさくなってやらなくなってしまいので。)
①座ってラクな体勢をとったら、目を閉じて自然な呼吸を繰り返します。
②鼻からゆっくり息を吸い、空気の冷たさを感じます。
③鼻からゆっくり息を吐き、呼気の暖かさを感じます。
④何が正しく、何が間違っているかと考えるのではなく、ただ気づき、ただ感じます。
こちらは、敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法で交感神経のたかぶりを抑える方法として、マインドフルネスが紹介されていたものです。
私は、寝る時に横になりながら実施する時もありますが、
ゆっくり呼吸をし、呼吸に意識を向ける
ただただこれだけを意識しても効果は実感できました。
もちろん勝手に雑念が頭をよぎりますが、雑念に「気づく」ことができれば、あとは手放すだけ。
ただただ、呼吸に意識を戻します。
心に余裕がなくなり、呼吸が浅くなっていた人も、ゆっくり呼吸をすることを意識することで、副交感神経が優位になり、体の隅々に酸素が行きわたりますよ。
『マインドフルネス』を取り入れたHSPアラサー主婦の体験談
なぜ私が『マインドフルネス』についての記事を書こうと思ったか。[/say]
それは、マインドフルネスを実施してから、
明らかに心の余裕と幸福感が上がったから
です。
私は細かいことが気になるし、効率主義だし、深く深く物事を考えます。
脳がとっても疲れやすい生き方をしていると言えますよね。
さらに子どもが産まれてから不眠傾向があるため、夜でさえゆっくり脳を休めることができていませんでした。
次第に、呼吸は浅くなり、息苦しさを感じることもしばしば。
穏やかな幸福感を、手に入れたい!
と、思ってしまっていたのです
まどか
そんな時、さきほども紹介した敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法で、マインドフルネスが紹介されていたので試してみたのです。
朝方まで眠れない日もある中、なんとその日はすぐに寝つけました。
さらに、次の日、
あれ、今日は頭の中の雑念が少ない。
目の前のことに集中している。
という実感があったのです。
いつもだったら、
あ~、あれやらなきゃ。
これやらなきゃ。
まだあれが終わっていないのに、わぁ~、娘がお茶こぼしたぁぁああ。
なんて状態だったのに、「あれとこれやらなきゃ」っていう頭の声が8割くらい減ったのです。
わ~、すごい。
それからというもの、マインドフルネスや瞑想について、本を読み漁る日がはじまりました。
まどか
マインドフルネスを取り入れてからは、息苦しいさを感じることがなくなったし、余裕がなくなってくると時々「ドクン」と波打つ不整脈も消えました。
何より、子どもとの生活に余裕が生まれたのです。
(自宅保育の身としては、ここがかなりうれしい。)
以前までは、ぐずりだすと自分までイライラしていたのに、それがかなり軽減されました。
今では、娘がぐずりだすと、
どうやって気を紛らわせて笑わそうかw
と、考えるようになったのです。
昨夜の寝る前も、気にくわないことがあって、ぎゃ~~!と泣き出した娘に対し、
「ちょっと~、うわ~ん!って泣き出すから、○○ちゃんのヨダレがママのお口に入っちゃったよ~???わ~~、ママびっくりした~」
なんて大げさに笑いながらくすぐりはじめると、
「え、ヨダレ入っちゃったの!?w」
と、ぐずることも忘れて娘も笑いだしました。
娘もHSP(HSC)なので、本当に繊細だし、育てにくい!って思うこともよくあったのですが、マインドフルネスで心の余裕を手に入れてから、
自分が滅入ることが激減しました。
自分や他人の感情を客観視できる力も役に立っています。
HSPの人は共感能力が高く、他人の感情に振り回されている人は多いのではないでしょうか。
それは我が子のぐずりや怒りについても例外ではありませんよね。
さらに自分自身の感情に振り回されて、家族に八つ当たりしてしまったらそれこそ不幸です。
(私はよく八つ当たりしてました。)
だからこそ、マインドフルネスを日常に取り入れ、思考や感情に飲み込まれない訓練をすることは大事だと思います。
心の余裕を取り戻した私は、
平穏で幸せな理想の暮らしは、今、ここにある
と実感することに繋がりました。
夫に、
「どんな暮らしが理想だと思う?私は今が理想そのものだと思うよ。」
と言うと、嬉しそうに
「そうだよね、僕もそう思う。」
と言ってくれました。
私だけが無い物ねだりをしていたわけですが、ようやく本気で今に集中することができたのです。
要点を手軽に理解できる『こころが軽くなる マインドフルネスの本』
敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法こちらの本を読んで、マインドフルネスを始めたのは事実ですが、こちらの本はマインドフルネスは2ページくらいしか載っていません。
怒りのコントロール方法とかも紹介されているし、HSPのことを理解するには分かりやすく読みやすい本なのでおすすめなのですが・・・
マインドフルネスについてもうちょっと深めたいのであれば、
こちらが分かりやすいです。
こんな感じで、小さい本だし文字数が少ないので、あっという間に読めます。
それなのに、マインドフルネス瞑想協会代表の吉田さんが書いているため、要点がしっかり押さえてありますよ。
感情は自分自身ではない!という考え方は、自分を客観視することに繋がりました。
「私は怒っている」(怒り=私)ではなく、「身体の中に怒りが湧いている」(怒り≠私)ととらえるようにしましょう。
この一文のおかげで、娘が朝なかなか着替えてくれなくても、感情的に怒らずにすみました。
(もちろん、こっちもやってらんね~!と小言は言いますがw)
要点が端的に書かれているため、何度も読みかえし、頭の中にすりこむにはちょうどいい本ですよ。
また、呼吸に集中するマインドフルネスをマスターしたら、ぜひ瞑想にも挑戦してみてくださいね~。
本来の瞑想は、「ありのまま」でいることなので、呼吸などにあえて集中する!という行動までも手放すものです。
こちらの本には、いろんな瞑想法がのっていて、姿勢もしっかりレクチャーしてくれますよ。
どちらの本でも共通して言っていることは、
最終的には、他の物とつながった一体感を感じる
という点です。
「ひとつながりの意識」
体験してみたいものです~。
まとめ
- HSPは脳が疲れやすい
- マインドフルネスで考えることを辞め、脳を休憩させよう
- 呼吸を意識し、雑念は受け流す
- 心の余裕ができ、満足感が生まれるよ
マインドフルネスは、心に余裕がなくて、すぐイライラしちゃったり、今自分にないものばかりを追いかけている人におすすめです。
感受性や共感力が強いHSPは、自分の感情も他人の感情も、受け流すスキルは役に立つはず。
まどか
また、ヨガは動く瞑想とも言われており、マインドフルネスと一緒に実践してみるのもおすすめですよ。
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