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HSP女子が『鈍感力』をレビュー!敏感で繊細な人にはあまりおすすめしない本です

世界中、5人に1人いると言われている敏感で繊細な気質を持つHSP。

かくいう私もHSPなのですが、HSPと対照的な言葉をタイトルにした本があります。

それが

『鈍感力』。

鈍感力

私と同じく敏感な母が、大切に本棚に並べていたので、読んでみました。

まぁ、一言でいうと

鈍感な人が自信を持つための本

という感じです。

HSPの人には、あんまりおすすめしません(笑)

ただ、HSPである私が『鈍感力』を読んでみて、気づきが得られた点もあるのでレビューします。

HSP目線の感想ですが、参考にしてみてくださいね~。

まどか

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『鈍感力』とは?

繊細さよりも鈍感であることの方がいいんだよ!という事例を、たくさん紹介している本、それが『鈍感力』。

医師免許を持つかたわら、小説なども書いてきた渡辺淳一さんの著書です。

2007年に出版されており、現在は文庫本も出ているため400円台で買えますよ。

まどか

鈍感力

『鈍感力』は、鈍感な人のための本だった

『鈍感力』をHSP女子が読んでみて、一言でいうなら

鈍感な人のための本だった

ということ。

HSPの母が大事そうに持ってるから、てっきり敏感な人の生き方が楽になるような本だと思いきや・・・。

鈍感力って素晴らしい!ということを、具体的なケースをたくさん紹介していく本でした。

たしかにね、

こんな鈍感さがあれば、生きやすいよね~~

と感じる部分はあるし、繊細な人には想像もつかないような鈍感力を紹介してくれている点はおもしろいのですが。

でもね。

HSPって好きで敏感やってるわけじゃないんですよw

生まれつき、脳が徹底的に情報を処理するという性質を持っているから、いろんなことに敏感に反応しちゃうわけでして。

免疫反応も敏感だから、アレルギーとかアトピーになりやすいのでして。

鈍感な人って、蚊に刺されても全然気づかないし、掻きむしったりもしないから素晴らしい!

なんてことを言われても、HSPの人がマネできるわけではないんですよね。

そりゃあね。

羨ましいですよ。

鈍感であるってことが。

こっちは30年間、敏感やってますからね。

確かに『鈍感力』を読んでいると、自分にはない鈍感さに

すげーすげー!こんな生き方もあるんだ!

なんてちょっと感動だってします。

でも、何度も言いますが、『鈍感力』という本は、

自分って鈍感なところがネックなんだよね~。

なんて鈍感さをウィークポイントだと思っている人が、

あ、鈍感力ってめっちゃ素晴らしい素質じゃん!

と、自信を持つための本です。

HSPの人も、全てにおいて敏感ではない!ということは心にとめておきたい

HSPは、ひといちば敏感な気質をもっており、鈍感な人が気づかないことに容易に気づきます。

それは、メリットでもありデメリットでもありますよね。

例えば・・・。

  • 共感力の高さは人間関係をスムーズにするけれど、相手の気持ちに合わせすぎた生き方をしてしまうリスクもあります。
  • 音楽や自然などに対し、感受性豊かに楽しめる反面、音や匂いに敏感すぎると不快な気持ちにもなります。

ただね。

脳が徹底的に情報を処理してしまうHSPですが、

全てに対して敏感というわけではない!

ということは、心にとめておくべきです。

服のタグが不快でしょうがないHSPは多いですが、そうでもないHSPはいます。

人の感情に振り回され、すぐにドキドキしちゃう繊細さを持っている人もいますが、そうではないHSPもいます。

『鈍感力』を読みすすめていくと、自分が何に対して繊細で、何に対して鈍感なのか、これらがちょっと見えてきました。

これについては、私も同じく鈍感なのかも!

と気づくことができれば、自分に対する固定観念がちょっと和らぐかも?です。

「鈍感であること」をミラーリングしてみる価値はある

『鈍感力』は、さまざまな事例をもとに、

  • 敏感なA君は、このような結果になる
  • 鈍感なB君は、このような結果になる

といった対比を紹介しています。

私は敏感なので、A君のケースの方が当てはまるのですが、

鈍感だと、こんな結果になるのか~~!

という参考になりました。

『鈍感力』は、17個のタイトルと共に紹介されており、会社での人間関係、健康面、夢への実現など場面について

鈍感な人が得をする

というケースを紹介しています。

さっきの蚊の事例のように

そこは真似できんわ~!

という部分もありますが、人間関係のについては真似できることもあります。

そんなところは、気にしなくてもいいんだ

という「気づき」が得られるだけでも、視野を広げることにも繋がりますよね。

敏感で繊細な人は、鈍感な人が気が付かない世界が見えています。

ただ、その世界を

今回は見なかったことにしよう

と、選択する(行動する)ことは可能。

その手始めとして、『鈍感力』に出てくる鈍感君をマネしてみるのは、価値がありそうですよ。

「鈍感」と「寛容」は違う

鈍感であることは、くよくよ悩むことが少なかったり、おおらかに生きることには繋がりますが、

「鈍感」であることと「寛容」であることは違います。

HSPは、細かいことに気づいてしまいますが、「心が小さい」というわけではありません。

傷つきやすいのは、人の言動を、鈍感である人の10倍も100倍も大げさにと解釈してしまうため。

脳がめちゃめちゃ情報処理をしてしまうので、これは仕方がありません。

でも、

出来事を許容する

という判断は、鈍感さと繊細さは関係ないはず。

HSPだって、全ての情報を受け止めず、スルーするスキルを身に着けることだってできるのです。

(スキルというか、「スルーする」という行動の選択かな?)

「鈍感」と「敏感」、どちらが勝っていう概念をつくらず、

「鈍感」な人と、「敏感」な人は、そもそも生き方戦略が違う

という点を頭に置いて読んでみると、私のようにひねくれずに『鈍感力』を読めるかもしれませんね(笑)

まとめ

HSP、敏感さ、繊細さについての本はたくさん読みましたが、今回は正反対とも思える「鈍感さ」についての本を読んでみました。

『鈍感力』は、

鈍感ってすばらしい!

と、何度も何度も言ってくるので、

敏感で悪かったな、くそう!

とたびたび思ってしまいましたが、心を女神のように寛大にして考えてみると

鈍感さも敏感さも、それぞれ活かし方が違うんだから、どっちが良くてどっちが悪いってわけじゃないんだな。

と、「気づき」にかえることが出来ました。

驚いたことに、読む前よりも自分の敏感さを肯定している自分がいたのです。

私としては、HSPの人に強くおすすめしたい本ではありませんが(笑)、うちの敏感な母はとても気に入っている本なので、読む人に取ってはプラスに働きそうです。

気になって人は読んでみてね~。

まどか

鈍感力

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