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「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」元汚部屋女子による感想と実践したこと

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」

タイトルに絶大なインパクトがありますよね。

汚部屋から脱出したいと思っていた時期に、タイトル買いしました。

 

さっそく表紙をめくってみると、部屋を撮ったカラーページから始まります。

もともと物にあふれた生活をしていた著者、佐々木さんの成長ぶりがひとめで分かるので

すげぇぇぇぇえええ!!!!

の一言。

人ってこんなに変われるんだ!!

という希望が持てます、冒頭で。

 

佐々木さんはかなり少ない物で暮らしています。

物がなさすぎて、その部分については賛否両論あるでしょう。

ただ、この本で焦点を当てる部分は

もともと物をため込むタイプの人間が、ミニマリストになった

この部分だと私は思います。

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」は、単なるノウハウ本ではありません。

物に翻弄されている人が

自分にとっての本当に幸せってなんなんだ!?

と、人生の価値基準を見直すきっかけを作ってくれる本なのです。

もちろん超具体的な捨てるノウハウも紹介してくれているので、その部分だけ読んでも参考になりますけどね。

 

とにかく。

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の感想や実体験を交えながら読んだ人も、読んでいない人も、視点が広がるような記事にしていきたいと思うので、ぜひお付き合いくださいね~。

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【前提】もともと汚部屋に住んでいたアラサー女子

本題に入る前に、まずお伝えしたいのは、私は汚部屋族だったということ。

今はかなりシンプルな暮らしをしていますが、20歳になっても捨てるスキルは皆無。

ドアからベッドまで、足の踏み場がない時もありました。

そんな私が、断捨離に目覚め始めた時に出会ったのが「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」です。

目からウロコの内容ばかりが書かれていたし、当時欲していた情報が満載で、人生を変えてくれた本ベスト3には入ります。

そして今回、購入後3年ほど経たった今、感想と実践したことを9つまとめてみました。

スッキリした生活を手に入れた今だからこそ、実践したことがどのように効果を発揮したのか、お伝えできると思います。

前置きがながくなりましたが、本題にまいりますね!

まどか

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」感想と実践したこと9つ

①旅館にいるような心地いい空間を目指した

物が少ないとめっちゃ気持ちいいいよね!という主張を、著者はこのように表現しています。

宿泊先の旅館に到着し、畳に寝転がった時の心地よさ。p35

旅館の部屋には不必要なものがない。

机、座布団、お茶、屏風。

畳の香りが心地よく、窓から見える景色にも目が届きます。

日常のゴチャゴチャした空気から解放され、スッキリした気持ちになった経験、多くの人が持っているのではないでしょうか。

もちろん、私もその1人。

旅館やホテルの爽快感は格別に感じていたのですが、さわやかな気持ちになる理由が本書を読んでやっとハッキリしました。

それは、物からのノイズがないからだったのです。(全くないわけではないけれど)

 

さらに。

あなたはこんな心当たりはありませんか?

映画館に行くと、映画にめっちゃ集中できる

これは、映画以外に気が散るような物がないからです。

もし家のテレビで観ていたら、時計がチラついて「あ~、〇〇時になったあれしなきゃ」って思うし、服が山積みになっていれば「片づけなきゃなぁ」なんて気が散るし。

これほど物からは、たえずノイズが送られてくるのです。

物が多ければ多いほど、です。

しかも、気に入っていない物からノイズは、本当に雑念。

脳が疲弊し、1つのことに充実感が得られないのも当たり前ですよね。

 

話を旅館に戻します。

私は旅館のようなすがすがしさが好きだ。

だから、そんな気分を毎日でも味わいたい。

そう思いました。

そして、その空間を作ることにしました。

 

じゃん!

我が家の和室です。

リビングに併設されているのですが、物は一切ありません。

2017年の11月に一軒家に引っ越したのですが、物がない空間を守り続けています。

寝る時に布団を敷き、何もない空間で寝る。

毎日、畳の香りを感じながら旅館気分で眠る。

和室に物を置かない暮らし、おすすめですよ。

②思い出のものを、写真に撮って捨てた

捨てたいけど、思い入れがありすぎて捨てられない。

そんな時は、写真に撮って捨てるよいいよ!と、著書は教えてくれました。

実践している人も多いのではないでしょうか。

 

私は手紙は一切捨てられないタイプでした。

中学校の時に、授業中に流行った手紙交換。

「授業めんどっ!今日も部活がんばろ♡」

という、2~3行の内容のメモ。

読みかえせる量ではないのに、捨てられませんでした。

大きな引き出しにビッッッシリ保管していたのですが、今は小さな紙袋1つに収まっています。

 

思い出の品って、

今の自分を支えてくれている!

みたいな部分はありますよね。

その物を大事にすることで、友達のことも大切にしている

という感覚もあるのではないでしょうか。

人からもらった物を捨てるのって、相手の気持ちをないがしろにしているみたいで、躊躇してしまうのはよーく分かります。

ただ、著者はこのように言ってくれました。

万が一、過去のプレゼントを捨てたことに怒る人がいたら、あなたとの「今」を大切にしていないその人とは距離を置いていいと思う。友情や愛情をモノだけで伝えるような人間にはなりたくない。p134

たしかに。

まぁ、だからこそ、もらった物は保管しておくのではなく、使った方が良いとも言えますよね。

もったいないから使えない

大事に大事に保存しておいて、結局あまり使わずに「いらないもの」になっていく。

そして、捨てる時に「あんまり使わなかったなぁ」なんて後ろ髪をひかることになる。

だったらいっそのこと

これ、あきらかにボロボロやん、使いまくったやん、捨て時やん!

って誰もが思うほど、もらった物はすぐに使うべきですよね。

(私としてもプレゼントしたものは、使い古した上で捨ててくれた方が嬉しいですし。)

 

ただやっぱり捨ててしまうと思い出までも手放す気がして、なんだか寂しいもの。

だからこそ「写真を撮って捨てる」というのは理にかなっているし、実物よりも写メの方が見返す頻度は高くなるという声もよく聞きます。

まぁ、本当に大事な思い出なら、写メや実物を見なくても頻繁に思い出すものだとも思います。安心して捨てましょう♡

まどか

③物を保管するために「家賃や住宅ローンを払っている」という意識を持ってみた

汚部屋に住んでいたころは、広くて広くて広ーい家に住みたいと思っていました。

大きな大きなウォークインクロゼットは絶対欲しいし、中にはたーーくさんの服を入れておくのが夢でした。

しかし。

そんな私に、こんな一文が飛び込んできたのです。

同居人「モノさん」の家賃まで負担しない p115

この言葉はp115の見出しになっているのですが、目からウロコもいいとこ。

たしかに物を保管するために広い家に住めば、それだけ家賃や住宅ローンは増えてしまいます。

物のために毎月お金を払う。

それってまさしく物のために働いているって言えることだし、なんなら物のために命ともいえる時間を消費しているという表現でも過言ではないでしょう。

物のために命を削っている

この感覚は、しっかり頭にたたきこんでおいた方が良さそう、こんな風に思いました。

 

収納スペースが1坪分少なければ、50万円の住宅費が浮くのです。(※坪単価50万円の場合)

その1坪分に収納するであろう、物を買うこともありません。

もし、広い家にあこがれている人がいれば、この感覚は覚えておくといいかもしれませんね。

④片づけの能力がなくても、スッキリとした生活は実現できる

私は片付けのスキルが、ほんとうにありません。

ただ、物の量はかなり減ったし、我が家の収納スペースもまだまだ余っています。

結果、片付けのスキルがなくても物があふれてしまうことはなく、物それぞれに帰るべき場所がある状態。

今でこそスッキリした生活ですが、3年前に私の背中を教えてくれたのが、この言葉。

収納術、片付け術にすがるよりも、まずはモノの絶対数を減らすのが先決だ。物の数が減れば、「散らかる」こと自体が減っていく。p116

信じて物を減らしました。

結果、スッキリした家になりました。

片づけや収納うんぬんよりも、物を減らすことを優先する意義はかなり大きいですよ。

余力のあるスペースが、私の心のゆとりを生んでいます。物を減らすって、余裕を持つことにも繋がるみたいですよ。

まどか

⑤お店を自分の倉庫だと思い込む

これはp130の見出し

お店があなたの「倉庫」です

これは実践すべき内容です。

ストックが大好きな人は、家の周辺にあるお店を自分の倉庫だと思って生活してみてください。

家に買いだめしておくのではなく、必要になったら倉庫に取りに行けばいいのです。

ストックをする収納スペースがグっと減りますよ!

 

私はラッキーな人間だなぁと思うことがよくあるのですが、例えばコレ。

カインズホームへ5分で行ける家に住んでいるということ。

カインズ大好き人間にとっては本当に運がいいと言えます。

だって、ストックしなくても倉庫であるカインズに取りに行けばいいのですから。

食器洗剤、食洗機の洗剤、スーパー袋、食品の手袋、掃除用手袋、歯ブラシ、トイレスプレー、トイレ洗剤、お風呂洗剤、洗濯洗剤、柔軟剤、セスキスプレー、・・・・

ありとあらゆる消耗品が、カインズ製品。

すぐに取りに行けるので、家に保管する必要はありません。

あなたも、家の周りの倉庫を一度意識してみてはいかがでしょうか。

⑥最期に持っていたい物ってなんだ?を考えてみた

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」では、

「持ちモノゼロ」から初めて1日1つしか取り出せないとして、この物は何番目に必要だろうかと問いかけてみる。p142

こんな状況を提案し、本当に自分が必要としている物ってなんだろうね?を考える機会を与えてくれました。

たしかに、10番以内に取り出した物はめっちゃ必要なモノっていうことが分かるし、

なかなか取り出さない物なら「必要ないのかも・・・」という発見は得られますよね。

ぜひ、あなたも想像してみてください。

 

ただ、私はこの考え方の方が好きです。

  • 5個までお気に入りの物を保持できる
  • 5人まで大好きな人と会える
  • その10のたいせつなモノをかかえ、残りの余命が10日になる。
  • 1日1つ(または1人)手放していく。
  • 最期に残るものは何?

これは、私が看護学生の時に死にゆく人の思いを想像してみようという授業で出された課題です。

(最期は全てのものを手放して、あなたは亡くなっていきます、というナレーションには泣いた)

ぜひ、残り10日間の命を想像してください。

おそらく、残り数日は物ではなく人が残るのではないでしょうか??

大切な人との思い出なども蘇ってきますよね。

そしてすべてを手放した時に、「私」自身に思いが向き、「こんな人生だったなぁ」なんて感じながら亡くなっていく。

 

と、言うことは、ですよ。

結局人生で大切なものって、

一緒に思い出を共有できる人

自分自身の生き方や感じる気持ち

これが大切であり、物よりも人や経験が重要なはずです。

人からの影響は多大であり、誰と長く一緒に過ごすかが人生を左右する。

誰とどんな経験をするのか、その時どう思うのかが大事。

素敵な人を引き寄せるために、今日も少しでも人間性を磨こう。

物への執着が、ちょっぴり手放せた気分になりませんか。

⑦服の数を50着以下でキープする

アウター、トップス、ボトムス、インナー、これらの服を50個のハンガーで収まるようにしました。

1つ買ったら、1つ減らす p145

これを忠実に守れば、服が際限なく増えることは、まずありえないということを実感しました。

ただ、服に関しては「服を買うなら、捨てなさい」という地曳いく子さんの本の方が詳しく書かれているので、服の収納やコーディネートに悩んでいる女子にはおすすめですよ。

この記事を書いている2018年9月現在、服保有数は42着です。

冬用のコート、ダウン、ジャケット、秋用のカーディガン、春用のスカート、デニム、Tシャツ、トレーナー、ぜーんぶもろもろ42着。

クローゼットのハンガーにかかるだけの服しか持っていないので、衣替えをする必要もありません。

全てがお気に入りの服なので、「なんか違う・・・」と脱ぎ捨てることもなくなりました。

着る服を選ぶ時間を大幅に短縮したい人は、まずは服の数を減らしてみてくださいね。

⑧コーヒーを味わう5分間を意識的に作るようにした

「時間の豊かさ」が幸せに直結し、「ぼんやり」する時間が自分を見つめなおす機会になる

こんなことを、著書では説明しています。

だから私は、お気に入りのマグカップで1日5分でもいいから、ゆっくりと大好きなコーヒーを頂くようにしました。

結果、めちゃめちゃリラックスできるし、幸福感が上がったのです。

忙しい日本人。

1分1秒でも無駄な時間をつくらず、お昼休みも自己啓発本を読む。

帰宅後も、眠るまではガッツリ活動。

こんな人ほど、ボーっとする時間を意識的につくるべきであり、それは決して怠惰だとか無駄な時間というわけではないです。

ゆったりとした時間が、人間にとって必要不可欠であることが科学的に証明されているのですから。

経済的に成功することが幸福なのではなく、本当の幸せは「時間の豊かさ」であることを忘れないようにしましょう。

(だからこそ、物に費やす時間を減らすことが重要なのです!)

もちろん経済的に成功してみてみたいものですが(笑)

まどか

⑨自分に自信を持つためにも、きちんとした生活を送る

毎日ダラダラと夜更かしをしたり、物が散らかったままの生活をしている自分、好きになれるわけないですよね。

きちんとした生活を送るだけで、自分に自信が持て、自分のことが好きになれる。p194

早寝早起き、スッキリした家、行き届いた掃除、TPOに合った身なり、こんな習慣を作るだけで、自分に自信がもち、自分のことを好きになれるのです。

そんなの、毎日続けていくなんてしんどいやん!

って思う人もいるかもしれません。

しかし、習慣というのは「無意識でもできるほど、頭を使わない行動」なのです。

日本人であれば、家に入るときに靴を脱ぐという動作に「めっちゃしんどい、めんどくさい!」って思う人なんていませんよね。

記憶に残らないほど、無意識に行われているのではないでしょうか。

3週間続けたことは、習慣になる

とうことを、どっかで聞いた記憶があります。

(Daigoさんの本だったっけな?)

だから、私もきちんとした生活を習慣づけしました。

例えば・・・。

朝起きたら外に出かけられるような服に着替える

これは習慣化させてよかったです。

背筋がのびたし、思い立ったら出かけられるし、行動力はぐんぐん上がりました。

(掃除への意欲も急増!)

スウェットで過ごすことなく、きちんとした服を着ると、エプロンも必要になったのです。

詳しくはコチラの記事で・・・。

おわりに

著者である佐々木典士さんは、物が多く満たされない毎日を送っていました。

そんな彼が語った言葉がこちら。

モノを減らしたぼくは、普通の生活をするだけでもかなりの充実感がある。ただ生きているだけで、楽しくなってしまった。p196

汚部屋族の私にとっては、当時かなり希望が持てました。

この3年間で、付箋をはったり線を引きながら5回以上は読んでいます。

今回あらためて本を開いたのですが、スッキリをした生活を手に入れた今だからこそ、佐々木さんの言葉が身に染みた気もします。

生き方を見直してみたい人には、本当にありがたい1冊なのではないでしょうか。

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