数年前まで服を大量に持っていました。
とにかくたくさんの服を保有することが、オシャレだと思っていたからです。
そんな私でも、お気に入りの服だけ詰まったスッキリとしたクローゼットを手に入れられたのは、「服を買うなら、捨てなさい」のおかげ。
(地曳いく子さん、ありがとう!!!)
私は長年、服との向き合い方に悩んでいました。
\当時の悩み/
- 服はたくさん持っているのに、「着る服がない!」と毎日感じる
- 着ていない服が多いのに、捨てられない
だからこそ、すがるように「服を買うなら、捨てなさい」を、実践したのです。
結果、あふれかえっていた服は減り、今は50本のハンガーに収まる分しか保有していません。
(2018年9月現在は、アウター、トップス、ボトムス、インナーなどもろもろ合わせて42着!)
おそらく200着は余裕で超えていたクローゼットが、どのような経過を経てスッキリしたのか、8つの項目に分けて紹介しますね。
まどか
【書籍の詳細】服を買うなら、捨てなさい



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①鏡を見て脱いだ服を捨てた
バタバタと忙しい朝、コーディネートをして服を着る。
そして鏡でチェックしたけど・・・
なんか違うわ~、脱ごう。
誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
でも、この「なんか違う」と思って脱ぎ捨てた服、結局この先も着ていないことが多いんですよね。
クローゼットに保管していても、この先着ないことは頭で分かっているんです。
それでも
「じゃ~今から捨てよう!」
と思える人は、少ないはず。
- きっと似合う時が来る。
- この服を着こなすために、新しいアイテムを買いに行こう。
- 高かったし、捨てるなんてもったいない。
私は言い訳ばかりをしていました。
でも、決めたんです。
鏡をみて脱ぎ捨てたアイテムは捨てる。
朝の忙しい時間に「着ては脱ぐ」という無駄な時間を過ごすのは、本当にもったいない。
なかなか着ていく服が決まらないのも、ストレスですよね。
結局、いつもの気に入っている服に落ち着くのですから、脱ぎ捨てた服は捨てるようにしました。
鏡を見て脱いだら捨てる
雑念は無視して、ただひたすらこの行動原則を守るだけです。
そして、捨ててみるとかなりスッキリする気持ちなれました。
「あの脱ぎ捨てた服、捨てなきゃよかった~~ぁぁぁあ。」
なんて夜眠れなくなることもありませんでしたよ。
服の数を減らしたいけど、何を捨てようか迷っている人は、まずは脱いだ服を捨ててみてはいかがでしょうか。
自分にとってイマイチの服をスクリーニングすることにも繋がります♪
②ハンガーの数を制限した
ハンガーの数を一定にキープすることで、
服の数の増加を防ぐことが出来ます。
そのため、私は自分のクローゼットにあるデザインがバラバラのハンガーを全て捨て、コストコのノンスリップハンガーに統一しました。
コストコのハンガーは、50本入りなのですが、50という数も私にはちょうど良かったです。
買い足そうにも50本がセットだと、気軽に1本追加!が出来ないので、抑止力がありますよ。

50着程度であれば、小さめのクローゼットでも、すべての服をハンガーにかけることが出来ます。
服をたたむのが苦手だし嫌いな私にとって、メリットだらけ。
特に声を大きくしてお伝えしたい長所がコチラ。
- 持っている服が一目瞭然
- 衣替えをする必要がなくなる
ハンガーに全ての服がかかっていると、持っている服が一目で分かるんです。
おかげで、コーディネートを考えやすいし、同じような服を買ってしまうリスクも減りました。
そして、ハンガーにかかる分しか服を保有しないことで、衣替えをする必要がなくなるのはうれしいポイント。
以前は年に2回、半日かけて衣替えをしていたので、年間で1日分の時間を得ることができました。
30年で1か月分です。
時間が足りないなって思っている人は、ぜひ服の数を減らしてみてくださいね。
関連モノを減らすことで、本当の幸せが見えてくる本「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」

③ワンパターンのコーディネートをよしとした
インスタグラムなんて見ていると、毎日のワードローブを投稿している人は多いですよね。
毎日毎日オシャレな服を着て、上手に着回しをして・・・こんな人たちばっかり見ていると、
私もいろんな服を着こなさなきゃ~!
っていう気持ちになります。
雑誌を読んでいても、
「1か月着回しコーデ特集」なんてあるもんだから、
やっぱり同じ服は着ちゃだめなんだ~・・・あぁぁぁぁ。
っていう焦りがありました。
でも、こんな気持ちになって当たり前。
そもそも雑誌は読み手の購買意欲を高めるように、たくさんのプロが仕掛けたワナなんですもの(笑)
無理にバリエーションを増やすと、似合ってない服を着るリスクがあるということも、著書は教えてくれました。
- パンツが好きで似合ってる人は、無理にスカートはかなくてもOK
- VネックのTシャツが好きなら、ずーーーっとVネックのTシャツ着てもOK
- 黒色がよく似合うなら、黒色の服ばっかり着てもOK
こんな風に自分に言い聞かせました。
私はデニムのパンツが好きだし、似合うので、週7でデニムのパンツを履くときだってあります。
毎日のコーディネートは、デニムのパンツに何合わせようかな~?を考えるだけでいいので、あっさり決まるようになりました。
服を買い足すときも、デニムに合うトップスを探すだけなので、全然似合わない服を買ってしまう失敗が減り、経済的にも助かっています。
④値段だけでなく、「着る回数」でコスパを判断
ついついやってしまいがちなのが、季節の終わりにセールで服を買ってしまうこと。
8000円が4000円?やった~!お得~!!
なんて思いながら、お買い上げしてしまうことはしばしば。
でも、それってほんとにお得?
購入前にしっかり自分に問うことにしました。
- もうすぐ春だけど、そのセーター、今年あと何回着れる?
- 来年用に買ったとして、来年も似合うと思ってるの?
- 髪型、髪色変えたりしないの?その色や形は来年も流行ってるの?
つまり、季節のはじめにかったら、16回着れる予定だったのに、季節の終わりに買ったから5回しか着れないかもしれない。
8000円を16回着たら、1回あたり500円。
4000円を5回着たら、1回あたり800円。
それなら季節のはじめに定価で買って、16回着たほうがコスパいいかも!?
という、視点で考えるようにしました。
この考え方をするようになってから、
「これ去年の季節の終わりにセール品で買ったけど、なんだか今着てみるとイマイチ。」
という失敗が減りました。アリガタイ
まどか
⑤「部屋着」という概念をなくした
家にいる時間が長い人ほど、「部屋着」をいう概念があるかと思いますが、これがまた楽ですよねw
ヨレヨレのTシャツとか、ジャージとか、毛玉だらけのセーターとか。
汚しても、ぜんっぜん気にしなくてもいいし。
でも、家にいる時間が長いってことは、生活(人生)のほとんどをセンスの悪い「部屋着」で過ごしているということです。
「部屋着」という概念はデメリットが多い!
- 気持ちがいつまでたっても緩いまま
- 姿勢が悪くなる
- 着替えるのがめんどくさくてフットワークが重くなる
- 地元のスーパーを部屋着のまま行った時にかぎって知り合いに会う
(「部屋着」のレベルが高めの人は、ここまで悪い影響はないかもしれませんが・・・。)
まさしく私は、部屋着によってダラけた生活を送っていたのです。
そして、何より「部屋着」という概念があると、服を捨てられなくるんですよね。
これもう外では着ないけど、部屋着にすればいっか~♪
と思ってしまうから。
私のクローゼットには、いつまでたっても着る順番がまわってこない「部屋着」のストックが積みあがっていました。
だから、決めました。
「部屋着」をなくそう!
家の中でも、外にお出かけできるくらいの服で過ごすことにしました。
ノウハウなんてありません。
朝になったらお出かけできる服に着替えるだけです。シンプル!
すると、あれれ?
「なんだか家の中でもダラダラしすぎず、シャキッとエネルギッシュな気持ちになってきたぞ!!」
と、メリハリのある生活が手に入ったのです。
トキメキやセンスがない「部屋着」との決別、おすすめです!

⑥着る予定が決まっている服しか買わない(買った服は必ずすぐ着る)
「この服、可愛いからいつかの予定のために買っておこう!」
買ったはいいけどまだ着ていない服ってありませんか?
「楽しい予定がたったから、新しい服が欲しいな~。」
と思った時も、クローゼットに未使用の服があると、なんだか気持ちよく新品の服が買えませんよね。
しかも、いつかのために買った服は、そのいつかが来た時には魅力が半減しているものです。
(流行が終わっていたり、今着たいデザインではないなど。)
だから、
着る予定がハッキリしていない服の買い置きは、やめました。
服を最低限しか持っていないからこそ、ここぞという時に毎回服を新調できる点は、大きなメリットを感じています。
旅行や女子の集まりなど、バシッとコーディネートを決めたい予定が立つたびに、おNEWの服を買っていい!
こう思うだけで、予定を立てることが何倍にも楽しくなりました。
普段はデニムのジーンズ2種類と、Tシャツ2種類を着まわしている私。
来週は旅行!という楽しい予定がたてば、新品の上質なワンピースを気持ちよく買います。
以前の私は、そのワンピースは着るイベントが終われば、大事大事に保管してしまっていました。
(そして、あまり着ることなくお蔵入り・・・。)
しかし、今は着る予定が終わった新しい服は、休日のちょっとしたお出かけの時にどんどん着るようにしています。
おNEWで買った服をクローゼットの中に眠らせないことで、いつまでも「最低限しか保有していない」という状況を作ることができました。
これ普段着用にしたいけど、着るのもったいないから、あまり着ないでおこう。
なんて、クローゼットでキープしているうちに、どんどん自分の好みも流行りも変わってしまいます。
1番着たい時期に着つぶす方がコスパはいい!という結論に至りました。
また、普段着を買う場合は、明日から着る服を買うようにしています。
マグロのお刺身を、3か月後のために買うことはしませんよね。
服も生ものと同じように、着る予定が立ってから買うようにすると、良い循環が生まれますよ♪
⑦服を買う時は、合わせる服や靴を身に着けて行く
服を買う時は、合わせたいトップス、ボトムス、靴、タイツ、鞄などを着用してショッピングに行くようにしました。
いつも着るデニムに合わせるなら、そのデニムを着て、トップスを試着する。
新しい靴が欲しいなら、その靴と合わせる服を着て、試着する。
今考えると、これって失敗しないための基本中の基本だと思うのですが、以前は出来ていませんでした。
おかげで買い物で失敗することは多々。
服自体は可愛いけど、どの服の合わせるの!?
という事態が頻発・・・(;^_^A
服を減らし、自分が何の服を持っているのか把握した上で、
「この服と合わせられるトップスを、明日から着る普段着として欲しいな」と、いう風に、
しっかりと目的を持ってショッピングに行くようにしてからは、買う服で失敗することが減りました。
⑧「痩せたら着よう」条件付きの購入をやめた
とってもオシャレな服を見つけて、いざ試着したけど、ちょっとキツイ。
「よし、痩せたら着よう!」
これ、いつまでたっても着る日はきません。
ずーっとハンガーにかかったその服からは
「まだ痩せれてないの?」
とチクチク言われているような気分にもなります。
(モノからのノイズってやつですね、)
だから、
「痩せたら着よう」などの条件付きで服を買うのはやめました。
条件付きで買うっていうことは、着る予定が決まっていないのに買っているということになります。
やはり、着る予定が決まっている服以外は、買わないに越したことないですよね。
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おわりに:シンプルライフの良書
服をたくさん持っているのに、オシャレになれずにいた私にとっては、耳の痛い話もたくさんありました。
しかし、本に書いてあることを実践してみた今、クローゼットだけでなく生き方もスッキリしたのです。
もう5~6回読んでいますが、
- 1回目は、とにかく内容がすべて目からうろこ。
- 2回目以降、実践にうつしだしてみる。
- 今、再度読むと、「うんうん、これもあれも実践出来てる!」
という風に、明らかに価値観が変わっていることに気づけました。
私は本を読む量が多いので、図書館を多用しているのですが、この「服を買うなら、捨てなさい」は手元に置いておき、何度でも読みたいので購入して大正解。
お気に入りの服だけが並んだスッキリしたクローゼットが欲しいあなたは、読むだけではなくぜひ実践してくださいね♪
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