片づけや断捨離をしているものの、
「きりがない!」と感じることはありませんか。
どこまで捨てればゴールなの?
捨てても捨てても終わりが見えない。
たくさんの物を捨てているはずなのに、
「もっと捨てなきゃ!」
と、断捨離中毒になっている人も多いのではないでしょうか。
断捨離自体が目的になってしまい、いつまでやっても終わりがこないのは、ゴールテープが存在しないマラソンみたいでしんどくなってきますよね。
(実は私もよく陥ります、断捨離スパイラル。)
そこで!
今回は、きりのない断捨離中毒から抜け出すための方法を紹介させて頂きます。
\記事の内容/
- 断捨離に「きりがない」と感じる原因
- 断捨離のゴールを決める最も大事な考え方
断捨離はどこまでしたらいいの?
という疑問の解答になる記事になっています。
まどか
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断捨離はどこまでしたらいいの?を一言で解答してみた
「断捨離はどこまでしたらいいの?」に対して、あえて一言で答えるのならば、
気分よく過ごせるようになるまで
かな、と思います。
- 物が多くて気分がスッキリしないのであれば、もっと捨てるべき。
- 物を捨てているのに一向に気分がよくならないのであれば、「どういう状態が自分にとっての理想なのか」を、まずは考えるべき。
これが私の考える「断捨離はどこまで」の答えです。
かくいう私は、20年間片付けができず、汚部屋で暮らしていました。
(まじで、足の踏み場がなかった、やばかった。)
そして、断捨離期間を経て今はスッキリした家で生活しています。
汚部屋の暮らし、断捨離期間、理想の暮らし、
この3つを経験したからこそ分かる「きりがない」について解説させて頂きます。
断捨離に「きりがない」と感じる3つの原因
ではここからは、断捨離に「きりがない」と感じる時の原因を3つ解説します。
あなたはどのタイプなのか、チェックしてみてくださいね♪
(物は十分減らしたのに、満足感が低いと感じている人は、原因③が当てはまるかも。)
原因①:まだ捨てるべきものが多い
まだまだ捨てるべきものがたくさん残っている場合、
まだ終わらないよ~(^_^;)
きりがない~・・・。
と、疲れてきますよね。
つまり、
断捨離が思うように進んでいないことが原因で、「きりがない」と感じているケースです。
この場合の解決策は、コレ。
断捨離のテクニックを学んで、
実際に取り入れてみる。
断捨離は「捨てる?」「捨てない?」の自問自答が続きます。
もちろんこの問いに即答できたら、断捨離のスピードはかなり速くなり、あっという間に終わりますよね。
しかし、捨てるかどうかの判断に、1つ1つ迷いが生じているのであれば、いつまでたっても終わりません。
断捨離に関する本をよんでみたり、ネットの解説を読むことで、迷いなく仕分けしていくスキルを身につけてみると、
「断捨離終わったー!」
が、近づいてくるかもしれませんよ♪
原因②:「捨てる」という快感がやみつきになっている
もともと汚部屋に住んでいたから分かるのですが、物を捨ててスッキリするたびに、かなり強い快感が得られます。
脳内にすんごい物質が放出されたかのような、快感です(笑)
今はスッキリした家に住んでいるはずなのに、
私、今から断捨離する!
捨てるもの、ないかなぁ~?
と、ゴミ袋を片手に家中を徘徊するというイベントが、月に1回くらいおとずれます。
これって、本当にきりがない状態ですよね。
ただ、このタイプの「きりがない」場合は、本人が断捨離をすることで気分よくなれるので、そのまま断捨離イベントを続けてもいいのかなと思います。
(家族に迷惑がかからなければ、の話ですが。)
- 気持ちがもやもやして冴えない時
- 何か達成感が欲しい時
こんな時に、クローゼットの見直しや、冷蔵庫の掃除をすればいいんじゃないかな?(適当)
まどか
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原因③:ゴール設定が出来ていないから、達成感・満足感が不十分
- 家の中の不用品は捨てた。
- 使っていないものも捨てた。
- ときめきがない物も捨てた。
- それなのに満足感が低く、なかなか断捨離が終わらない。
この場合の「きりがない」については、けっこう深刻です。
捨てているのに達成感や満足感が得られていないのであれば、おそらく
断捨離のゴールを設定できていない
これが原因でしょう。
断捨離をすることも、物が少ない家で過ごすことも、ただの手段であり目的ではありません。
あなたが断捨離をする目的は、
理想の暮らしを実現する
これにつきます。
理想の暮らし方、この表現はかなり抽象的ですが、もっとくだけで言うと
毎日何をして過ごしたいのか
こんな感じになります。
人生論やん!みたいに思うかもしれませんが、満足感のある断捨離を実現させるためには、むしろ近道になる考え方。
次の見出しで、理想の暮らしの考え方を解説するので、一緒に考えてみましょう♪
断捨離のゴールは絶対必要!考えて欲しい3つのこと
現状に満足していなかったり、ただただ環境をを変えたい!という思いで断捨離をしている人は、断捨離のゴール設定が不十分の可能性があります。
断捨離の目的がハッキリしていないと、いつまでたっても満足できず、「きりがなく捨て続けている」ような状況になりかねません。
そこで、
今一度考えて欲しい3つのことを提案します。
あなたにとっての断捨離のゴールが見えてくるはずなので、一緒に考えてみましょう♪
①あなたにとっての「理想の暮らし方」は何ですか?
まず一緒に考えていきたいのが、コチラ。
あなたのはどのような暮らしをしたいですか?
片づけのエキスパートである、近藤麻理恵さん(こんまりさん)は、「理想の暮らし」についてこのように述べています。
つまり、「理想の暮らし」とは理想の時間の過ごし方であって、「理想のおうち」とは別モノだということです。
著書である「毎日がときめく片づけの魔法 」から引用させていただきました。
つまり、自分がどんな人生を送りたいのかを導き出すためには
毎日どのように時間を過ごしたいのか
これを自問自答すればいいのです。
さらにくだけて言うと、
自分は何が好きなのか
自分は何をやりたいのか
これを、自分に問い続けることで、「今の自分が思う理想の暮らし方」が分かるのです。
②誰かの作った「理想の暮らし方」に影響されていませんか?
自分は何が好きなのか
自分は何をやりたいのか
つまり、自分の幸せっていったい何なんだろうね?という問いです。
しかし、これって即答できる人は少ないのではないでしょうか。
\なぜなら/
- 世間が作り出した「理想」に影響を受けるから
- 自分の成長とともに、理想も進化していくから
細い体型で最先端の服を着こなし、雑誌やランウェイに登場するモデルを見ては
「私も細くなって、一目置かれるようなセンスを磨きたい」と思う。
高級車をのりこなし、SNSでいいね!をたくさんもらっている友人を見て、
「自分は大きな家を建てて、大勢でホームパーティーをするんだ!」と思う。
世間が作り出している理想にとらわれてしまったら、たくさんのお金、承認欲求の満足が必要になるし、そもそも本当にあなたはそうやって暮らしていきたいのでしょうか。
③「理想の暮らし」とは「やりたいこと(行動)」
つまり、「理想の暮らし」とは、行動なのです。
再びこんまりさんの「毎日がときめく片づけの魔法 」より引用しました。
誰かにどう思われたいのか、何を成し遂げたいのか、ではありません。
「やる」こと自体が好きと言えること、それがあなたの「やりたいこと」であり、「理想の暮らし」なのです。
例えば。
私は「もっとお金が欲しい」とか、「人からこう思われたい」という思いに支配されることは多々あります。
でも、これって自分が「やりたい(行動)」と思うことではありませんよね。
そのたびに、
あれ?私の理想の暮らしってなんだっけ?
と自問自答しています。
私の理想の暮らしを2つ例に出すと
物からのノイズを感じないスッキリしたリビングで、朝日と風、そして鳥の鳴き声を感じながらお気に入りのマグカップでコーヒーを飲む。
手作りのスイーツを、気分の上がる食器にもりつけ、大好きな友達と午後のティータイムを過ごす。
こんな感じになります。
自分がやりたいことを書き出してみると、おのずと「どんな家が理想なのか」が見えてきますよね。
物からのノイズを感じずにコーヒーを飲むためには、テレビボードの上に物が散乱していてはいけません。
\こんな風に/
(※5年前の私の部屋です)
\断捨離&引っ越し後がこちら/
アフターの写真の状態になった今、断捨離のゴールに到達したことが分かりますよね。
目的地を設定したおかげで、「断捨離をしても、満足しない。きりがない」という状況にはなりません。
さらに、私はこんな「やりたい」を明確化しました。
棚や床に物がなく、やりたい時にいつでもすぐに掃除をする。物をどけることなく、床を全面手でふく。
私の部屋のビフォーアフターを確認してると・・・
\掃除どころではない/
\断捨離&引っ越し後がコチこちら/
達成ですよね。
いつでも床の掃除が開始できるし、拭き掃除もラクラク。
昔の写真で醜態をさらしてまで私が伝いたいこと、
それは
「やりたいこと」が明確になれば
断捨離のゴールが分かる
です。
断捨離のゴール、すなわちあなたにとっての「理想の暮らし」がハッキリすれば、
- 捨てるべきものが分かる
- 残すべきものが分かる
さらに
- 買いたいものが分かる
- 買わないものが分かる
こんな状態になるのです。
「断捨離はどこまでしたらいいの?」に対して、あえて一言で答えるのならば、
気分よく過ごせるようになるまでかな、と思います。
これは私が最初の見出しでお伝えしたことですが、
「やりたいこと」をたどっていけば、
どんな状態の家が気分よく過ごせるのか
これが分かってきますよね。
断捨離はどこまでしたらいいの?と終わりが見えない人は、まずは「理想の暮らし」を考えるべきであることが、分かって頂けたと思います。
まとめ
- 断捨離は、気分よく過ごせるようになるまでやろう!
- 捨てても捨てても満たされないなら、断捨離のゴールを明確化しよう。
- 「理想の暮らし」とは、やりたいことをやる(行動)である。
- 自分の「好き」「やりたい」を家の中でやれる状態、それが断捨離の終着点。
断捨離に限らず、自分が本当にやりたいことを意識して過ごすのは、とても大切なことだと思います。
人は、物やお金を貯め込むために生きているのではありません。
やりたいことをやり、気分よく過ごす、すなわち幸せに暮らすために時間を使っていることを意識して過ごしたいですよね。
\参考になる書籍/
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