パワハラを受けていたころは、
あ~、今すぐに職場に隕石でも落ちないかな・・・?
なんて四六時中おもっていました。
仕事が行きたくなさすぎて、出勤途中で救急車に運ばれたいな~とかね、毎日思っていました。
面接のときから、
あ、この上司やばそう~、怖そう~。やっかいだろうな~。
なんて思っていて、案の定その人のパワハラにより1週間で辞めたくなりました。
で、辞めたい辞めたい思いながら、2年働いたんだけど。
仕事を辞めるのって、気持ち的にも周囲の理解的にも、エネルギーが必要ですよね。
もしかしたらあなたも、
- 仕事を辞めたいけど、辞める勇気が出ない・・・。
- 辛い思いまでして働く意味ってあるのかな・・・?
- パワハラを受ける毎日って、なんの意味があるの・・・。
なんて、思っているのではないでしょうか。
この記事では、
パワハラを受けながら2年働き、なおかつ仕事を辞めたアラサー女子が、仕事を辞めたことで分かったこと(感じたこと、気づいたこと)を6つ紹介します。
辛すぎる時期って、心が消耗して判断力が鈍ってきますよね。
辞めるエネルギーさえ無くなるというか・・・。
そんなあなたに、何かしらエネルギーや気づきが得られたらいいなの気持ちで、自分の体験談を紹介させてください。
まどか
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パワハラを受け仕事を辞めたことで分かった6つのこと(感じたこと、気づき)
①世界は想像以上に広かった
仕事を辞めて思ったことは、
自分が思っている以上に、世界は広かった!
ということ。
初めて正社員として働いた職場だったのですが、退職をしたことでいかに自分がちっぽけな場所で過ごしていたのか実感しました。
働いていた時は、今いる世界がすべてみたいな感覚になっていたのです。
- 仕事を辞めても、就職活動が上手くいかないかもしれない。
- やっと慣れてきた仕事、手放すのはもったいない。
- 仕事を辞めたら、周りの人になんて思わるんだろう・・・。
- 仕事を辞めてから、職場の人に会ったらどんな顔をしたらいいんだろう・・・。
でもね、仕事を辞めてみたら、職場がめちゃめちゃちっぽけな世界だった!!
一歩外に出てみたら、そこの職場の中でいかにバカバカしいマウンティングが行われていたことか。客観的に判断することができました。
パワハラをしていた上司さえも、裸の王様。
正直、誰も慕っていなくて、みじめな人だったな~って思います。(当時は、この人には逆らっちゃだめだ!とただただ従っていました。)
私はその職場を飛び出して、転職ではなく看護師の学校に通い始めたんだけど・・・。
仕事を辞めてみたら、もっともっと世界が広いことに気づきました。
上司とは今も割と住まいが近いのですが、どこに出歩いても鉢合わせすることは今のところありません。
そして、もし鉢合わせしてしまっても、もはやどうでもいい存在。無視無視。
いかに上司の小さな世界に染まっていたかが、よーくわかりました。
まどか
②もっと言いたいことを言ってもよかった
パワハラを受けていたときは、私はまだ10代でした。
他人の目をすごく気にしたり、男の人の怒鳴り声が苦手な私は、毎日ビクビクして言い返したりすることはありませんでした。
上司の機嫌のいい時は、自分もヘラヘラ笑っていました。
でも、理不尽なことで怒鳴られていることに対し、もっと言いたいことを言ってもよかったかなって今は思います。
2年間、わけのわかんない理由で一方的に怒鳴られ続けていたのですが、一度だけ私も反論してみたんです。
だって、私は全く悪くないのに怒鳴られているんだもん。
もちろんさらに怒鳴られたけど、もともと理不尽なことで起こられているから、ちゃんとした会話にならず。
「あ、この人に何言っても無理なんだな~。」
ってようやく気付き、私は新たな目標に飛び出そう!看護師を目指そう!って踏ん切りがつきました。
当時は、言い返すなんて無理だ・・・って思っていたのですが、喉元をすぎた今、もっともっと言い返しておけばよかったなって思います。
正論をサルにも分かる言葉で、ぶつけてやるくらいの度胸と話術が欲しかったなって思います。
こいつにパワハラすると、面倒になるだけだな・・・。
って思わせるくらい、いろいろ言ってやればよかった。
③性格の悪さは、孤独を招くだけ
私を2年間パワハラしていた上司は、面接の時点で「この人やばそう」って気づくくらい、性格の難がオーラとして出ています。
その人にかぎらず、それまでの生きざまって顔や態度に出ますよね。
で、私は看護師として働いていて感じたことがあるのですが、性格の悪さは、孤独を招くだけです。
性格の良い人は、体が弱った時にたくさんの人がお見舞いに来てくれるし、遠い所からでも駆けつけてくれる人がいます。
- めっちゃ性格がよさそうな人
- 愛嬌のある人
- 尊敬されている人
こんな人は、亡くなる時もみんなに看取られて穏やかになくなる傾向がある気がします。
もちろん看護師などのスタッフからも好かれるので、入院生活も比較的心地よく過ごすことができます。
逆に、人に冷たくしていたり、文句ばかり言うような人は、体が弱っている時に寂しい思いをします。
人の表情やオーラって、長年の感情や行動がバンバン出ますよね。
だから、パワハラしてくる人のことなんて、恨むだけ時間の無駄です。
あなたが恨んだり復讐したりせずとも、きっとどこかで本人が後悔する時がくるのです。
私は看護学校を卒業し、新たな職についてやっと上司への嫌悪感を断ち切ることができました。(それまではトラウマのように引きずっていました)
時間はかかるかもしれませんが、仕事を辞めて距離をとれば、そこからはあなた自身の課題です。
恨んだりせず、気持ちの整理をつけ、ぜひ自分たちの人間性を磨き幸せに生活したいと思いませんか。
④人間関係が入れ変わるかどうかはかなり重要
どこの職場も、1人や2人、性格が合わない人はいますよね。
神様は、人間関係のお勉強をするために、相性の悪い人と仕事をさせてるのかな?
ってつくづく思います。
ただ、仕事場で人間関係が入れ替わるかどうかは、辞表を出すかどうかにかなり深く関わってきます。
- 転勤や部署移動が頻繁にある
- 人数が多く、日々顔を合わす同僚が違う
この場合、もし1人の人にパワハラを受けていたとしたら、異動希望を出すなどの対処がとれますよね。
ただ、私の元職場は絶望的でした。
- 転勤、部署移動はない
- そもそも、部署が1つしかない
- 毎日同じ人と仕事をする
- 私の部署は、正社員3人
つまり週6日、勤務中ずーーーっとパワハラ上司と共に過ごさなければいけなかったのです。
超絶望でしょw
人間関係の循環が全くない職場であれば、逃げるが勝ちです。
まどか
⑤働いてくれている家族のありがたみ
私は仕事を辞めました。
2年耐えたのですが、辞めました。
パワハラが合ったとか、看護師を目指すとか、理由はあるにせよ、辞めたんです。
つまり、辞めたあとの収入はゼロ。
もしこの時、私が養わなければならない家族がいたとしたら・・・。
私は仕事を辞めていたのでしょうか。
この記事を読んでいる人の中にも、家族のためにと思って働き続けている人はいると思います。
私の旦那は、高校卒業後、今まで10年間同じ職場で働いています。
私は専業主婦なので、彼のおかげで家族が生活が出来ているのです。
そう思うと、安定した収入を稼いでくれる家族に「ありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。
辞めた経験があるからこそ、働き続けてくれていることのありがたみを感じます。
まどか
⑥味方をしてくれた人もいた
2年間パワハラを受けていたと言いましたが、私の味方をしてくれた人もいました。
時には、盾となってくれた人もいました。
私が2年間も頑張れたのは、味方をしてくれた人のおかげです。
女子の方が多い職場で、女子が仲良く過ごせたのは、通の敵(上司)がいたからかもしれません。
すんごい嫌な人がいるおかげで、すんごいありがたい人の存在がよく分かります。
そして、誰かが味方をしてくれたっていう経験は、私を「誰かの見方でいたい」という気持ちにさせてくれました。
仕事を辞めて、心が健康に戻ったからこそ、こう思えたのです。
おわりに
お気づきかもしれませんが、この記事に結論はないし、ダラダラっと思っていることを綴った感じになっています。
ただ、仕事を辞めるということ自体は、「職を失う」ってだけの話ではなく、自分の中で多くの気づきを得ることもあるんだよってことを伝えたかったのです。
渦中から抜け出し、心が平穏になった時、何かしらプラスに好転させることが出来るかもしれません。
パワハラをされて辛い思いだけで終わるなんて、そんなの悔しいじゃないですか。
辞めて新しい世界に飛び込んでもいいし、仕事の成果で見返してもいいし、きっぱり本人に思っていることをぶつけてもいいし。
何かしら、状況を好転させるエネルギーに変えられることを祈ってます!
まどか
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