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社会人から看護師になったらいじめられるの?経験者が人間関係を語るよ

社会人として正社員勤務を経験後、退職し看護師になったまどかです。

現在看護師をめざす社会人は多いのですが、社会人ならではの不安や悩みもありますよね。

「私って本当に看護師に向いているの?」「生活費や学費はまかなえるのかな?」という不安については、前回までの記事で紹介しました。

看護学校に通いたいけど「お金」が心配で悩んでいる社会人へ 社会人から看護師になったらいじめられるの?経験者が人間関係を語るよ

今回は「いじめられたりしないかな?」「現役の若い子たちとなじめるかな?」という人間関係にスポットを当てて、私の経験談を交えながらアドバイスが出来たらいいな、と思います。

同級生、先生や指導者、働きだしてからの人間関係、これら場面ごとに話を進めていきます。(目次から読みたいところへジャンプしてくださいね。)

あなたの不安に対する、何かしら参考やヒントになれば嬉しいです!

まどか

💡記事のまとめ

  • 同級生とは最初は溝ができていても、仲良くなれることがほとんど。
  • 先生や指導者は、自分より年下でも謙虚に頼るのがカギ。
  • 職場には年齢関係なく優しくしてくれる先輩はいる。
  • 新人の間は誰もが疎外感を感じやすい。
  • いじめの標的にされたら病棟移動や転職も視野にいれて。
  • 同期は戦友!年齢の壁はなく仲間意識が生まれやすい

社会人から看護師になった私が感じた人間関係

人間関係に関しては、やはり1人1人感じる部分や相性などもあるため、一概にコレ!とは言いにくいのが現状です。

しかし、たくさんの事例をもとに「こういう傾向がある」「こう考えておいた方がいい」というちょっとした指針があると、気持ちが楽になったり心構えが出来るはずです。

私や私の周りで遭遇した、人間関係の事例を紹介しながら解決策やアドバイスが出来たらいいな、と思います。

①同級生との人間関係

同級生との人間関係は、結論から言えば「年齢関係なく仲良くなれる」のですが、入学してしばらくは「グループワークでは壁が出来やすい」という点があげられます。

入学後の雰囲気

入学してしばらくは、やはり年代が同じ子が話しかけやすく、お昼ご飯などは席の近い「社会人グループ」「現役入学グループ」で分かれることが多い傾向にありました。

とは言うものの、私は席の近い現役入学の子と仲良くなったので、人それぞれだとは思います。

まどか

ただ、類は友を呼ぶという現象は、看護学校の場でも発揮されます。普通に過ごしていれば、自然とお互い喋るようになるので、最終的には年齢関係なく「相性がいい人」と一緒にいるようになりますよ。

そして、学校を卒業するころには、自分が1番気がある価値観が似ている友達と仲良くなっているので、私自身も年齢は離れているけど一生大切にしたい友達が出来ました。

 

看護学校は、グループワークや実習など、「しんどいな~!」「逃げ出したいな~!」と思うことが多々ありますが、学校だからこそクラス内で助け合いの精神が生まれることも事実です。

卒業後も交流を続けたくなるような絆の強い友達が出来るので、安心してくださいね♪

なかなか周囲になじめなくて、最初は孤立してしまう子や、友達関係がこじれることはありますが、これはどの環境でも起こりうるささいなトラブルです。看護学生はいじめをしているほど暇ではありませんので、ご安心ください。

 

入学直後のグループワークはギクシャクあり!

看護師は、患者や家族、医師やコメディカルとの連携のかけ橋にならなくてはいけません。また、看護師内で情報共有を行い、チームとして患者や家族を支えていく必要があります。

そのためチームワークの力を育てる役割が、看護学校にもあるのです。

私の通っていた看護学校は、1つのグループワークが終わると、またすぐに新しい課題が出されるため、グループワークのない期間はありませんでした。夏休みも毎日学校に通っていたくらいです。

このグループワークは、2~3年になるとみんなで協力して課題をこなしていこう!という雰囲気になるのですが、入学直後はどうしても「社会人入学のお姉さんお兄さんたちが、私たちを引っ張ってってくれるよね?」という年下である現役組からの態度が目立ちます。

5~6人でグループを組んで、みんなで1つの課題を仕上げていくのに「私は何を調べてこればいいですか?」と、平気で指示を仰ぐ子もいます。

ただこれは、現役組も悪気があるわけではありません。まだ打ち解けていない年上の社会人組に、意見を出しにくいという思いもあるだろうし、社会人組も人生経験が豊富なことから「自分が課題をすすめる方針を決めた方が上手くいく」という態度を出してしまっています。

なので、膨大な課題の負担が社会人組にのしかかり、「現役組もちゃんとやってよ!」という思いが強くなり、現役生は「社会人組が怒ってる・・・怖いなぁ・・・。」と溝が出来てしまうのです。

でもこれって、実は看護師として働きだしてからでもありがちな現象で、仕事が出来る人ほどこなす仕事量が多くなるものなのです。

「同じお給料なのに、仕事ができないあの人よりも、私の方が負担が大きい!」と口を大きくして訴える看護師も実際にいますよ。

 

なので、このように前向きに考えていきましょう!

  • ガッツリ課題に取り組んで学びが大きい方がいい!
  • 仕事をこなす量が多いということは、それほど経験豊富になり、自分の能力が上がる!

課題や仕事に一生懸命本気で取り組んだ人ほど、ある程度負担は大きくなりますが、自分の能力は飛躍的に上がります。

自分のリーダーシップを磨くんだ!と覚悟を決めて、現役組の子たちを引っ張ってってあげれば、先生からの評価も上がりますよ!

そして3つ程度グループワークをこなせば、だんだんとみんなで協力できるようになってくるので、大丈夫です。

まどか

②先生や指導者との人間関係

社会人が看護師を目指す上で葛藤があるのは、同級生ではなく先生や指導者との人間関係ではないでしょうか。

(※看護学校で使われる「指導者」というのは、実習させて頂く病院で学生を指導してくれる「現役看護師」のことです。)

なぜなら、教えてくれる先生や指導者は、自分よりも年齢が若い場合があるからです。

自分よりも年下の女性に「この看護技術の根拠は言えるの?」などガツンと指導された時に、素直に聞きいれることが出来ない人は、結構しんどいかもしれません。

 

看護師は経験がものを言う職種です。年齢などは関係なく、たくさん経験すればするほど技術や判断力が上がって行きます。ある程度経験を積んでいる看護師は口をそろえて「何かがおかしい!」と、直感で患者さんの変化に気づけるようになると言います。

それほど経験重視の世界なので、看護師としての指導中は、上下関係がシビアに表れるでしょう。

ただ、先生も指導者も「あなたに立派な看護師になって欲しい」という思いが強いからこそ、しっかり指導するのです。ある意味、現役組と社会人組を区別することなく教えてくれている、とも言えます。

また、先生や指導者さんは、精神的に支えになってくれることも多々ありますよ!

私は3年生の最終学年の夏休みに、現在の夫と結婚し、新婚旅行や結婚式をあげました。看護研究や実習で忙しい時期に、プライベートのイベントを乗り切れたのは、夫と先生の配慮や支えがあったからです。

「国家資格だから、後で名字がかわると手続きが大変だよ!夏休みに籍だけ入れておいた方が良いよ!」と先生がアドバイスをしてくれたり、「ハネムーンはここの時期なら行けるんじゃない?」と相談にのってくれました。

謙虚に、素直にいれば、たいていの先生や指導者さんは優しく支えてくれました!

まどか

一昔と比べ、今は「看護学生に優しく指導をする」という風潮があります。それでも、人間なので中にはクセのある指導者さんもいますよ(笑)

実習中はなるべく笑顔で頑張ろう!と意気込んで、その日の実習目標を指導者さんに伝えていたら「はぁ~?何ヘラヘラしてんの?」とキレられたこともありますw

そんな時は「あぁ、この指導者さん、生理中でイライラしてるのかな」程度でサラッと流してくださいね!

③職場での人間関係

ここからは、就職後の人間関係の様子をお伝えします。同じ病院でも、病棟によって人間関係の雰囲気が全然違うものなのですが、社会人ならではの情報をお伝え出来たらいいな!と思います。

もし、現在職場でいじめに合っているという人は、「こんなに優しい職場もあるんだ」「環境が違えばこんなにも人間関係が変わるんだ」ということを感じて欲しいと思います。

優しい先輩の場合

ここは大事な部分なので何度も言いますが、良好な人間関係が築けるかどうかは、病棟ごとに差があります。あまりにも先輩からの扱いがひどい場合は、病棟移動や転職という「逃げ道」があることを忘れないでくださいね。

まずは、優しい先輩のありがたい関わりを紹介します。

雰囲気が良い病棟の場合、社会人から看護師になった人に対して、特別な態度をとることはありません。むしろ、「家庭もあるのに新しいことたくさん覚えるのは大変だよね」と声をかけてくれたり、「どうして看護師になろうと思ったの?」と興味をもってもらえます。

年下のプリセプターさん(新人教育をする3~5年目の看護師)も気を使って敬語で話してくれたりと、かなり配慮をしてもらえますよ。

質問に対しても丁寧に答えてくれたり、「年を取るとなかなか覚えられないよね」と言ってくれることもあります。

社会人から看護師をめざして頑張ってきたのに、なかなか業務に慣れないと心が折れそうになりますが、新人時代は全員が経験した通るべき道です。2~3年目の先輩に「なかなか慣れなくてもどかしい」ということを伝えると、共感して耳を傾けてくれますよ。

そんな優しい環境でも、謙虚に学ばせていただく姿勢をくずさなければ、大変な新人時代ものりきれますよ!

まどか

嫉妬心には気を付けて!

優しい先輩にはありがたいな~!と思いつつも、や年下や同年代の看護師はすでに何年もの実績があり、バリバリ働く姿に嫉妬をしてしまう場面は多々あります。

「年下のあの子はすでに難しい処置もこなしているのに、私はなんだかみじめだなぁ。」と思うことはあるでしょう。

こんな時でも、絶対に謙虚な姿勢をくずしてはいけません。

自分の虚栄心から、「前の職場ではこんなすごいことをしていたのに」とか「年上なんだから見下されたくない!」なんて態度を出そうものなら、「関わりにくい社会人」と思われてしまいます。

技術や知識が少なくても「患者さんの心によりそう」という姿勢で仕事に励めば、患者さんや家族だけでなく、同僚みんなからの信頼や評価は上がり、「看護師としての自分の価値」を感じることは出来ますよ!

まどか

新人と仕事をしたくないと思う人もいる

あんまり聞きたくない内容かもしれませんが、看護師同士でいやがらせやいじめは、実際にあります。特に標的にされやすいのが、新人です。

現在は看護師2人1組で1日の業務をこなしていくパートナーシップナーシング(PNS)というシステムを採用している病院が多いので、新人とペアを組むともちろんパートナーは「業務をこなしつつ、新人に教育をする」という負担がかかります。

もちろん優しい先輩は、1つ1つ丁寧に教えてくれたり、朝から「今日はよろしくね!がんばろう!」と声をかけてくれる人もいますよ。

でも新人とパートナーになった先輩の内心は「ミスさせないように気をつけなきゃ。今日は忙しくなりそうだな。」と、負担を感じているものです。中には露骨に嫌な顔をする人もいます。

2人で朝の検温をまわるはずなのに、新人時代に1人ポツンとナースステーションに置いて行かれたこともあります。(チーン)

まどか

こんな時は、「この人は新人が嫌いな人なのか」それとも「自分のことが嫌いなのか」ちょっと冷静に考えてみてください。

もし「とにかく新人が嫌い」という人は、誰に対しても嫌な態度をとるので、同僚となぐさめあいながら乗り切れることもあります。こんな人はたいてい、仕事が出来るようになってくると普通に接してくれます。

ただ「明らかに私を標的にしている」と感じる場合は、プリセプターさんや師長さんに相談しましょう。

 

いやがらせやいじめに発展するケース

私の友達は「病棟に配属してからある先輩グループに一切くちを聞いてもらえない」と話していました。何かトラブルを起こしたわけではなく、最初からこの状態です。これ完全にいじめですよね。

日勤では10人以上メンバーがいますが、夜勤や2~4人で勤務することになります。いじめる先輩グループとシフトが一緒になると、明らかに自分の悪口を同じ部屋で言われるので、本当につらい思いをしたそうです。

その子は2年間その病棟でふんばり、3年目で病棟移動がありました。新しい病棟では優しい先輩に出会い、「こんなにいい環境で働けるなんて考えられない!」と喜んでいました。

同じ病院でも病棟が変わるだけで、人間関係は180度かわります。正直私は2年も働かずにもっと早く移動や転職をしてもよかったんじゃないかな?と思います。

後になっていじめの事実を聞いたので、その場で「移動や転職をしなよ!」と言えなかったのですが、友達は「ここで逃げちゃだめだ!」と自分に言い聞かせていたようです。

友達をいじめていた先輩グループは、何人かターゲットを決めていじめを行っているみたいなので、そんな理不尽な病棟からは逃げるが勝ちです。質問もできない環境で、自分の看護後術が伸びるわけもありません。

なかなか結婚ができずに焦っている女子にとっては、「社会人から看護師になった、かっこいい彼氏がいる新人さん」というだけで、いじめの対象になりえます。それほどいじめは、理不尽なものなのです。

 

病棟移動や転職でいじめから逃げよう!

病棟移動や転職は、やっぱり1年くらい経験を積んでからじゃないと、「すぐ諦める人」という烙印を押されるんじゃないかと心配する人もいるかもしれません。

特に社会人から看護師を目指した人だと「ここで逃げたらせっかく資格をとったのに・・・」とプレッシャーを感じているのではないでしょうか。

でも辛い気持ちで働き続けて、しまいには「看護師むいてない。やめたい。」と思ってしまうよりは、「看護自体を嫌いになる前に、環境を変えよう!」と前向きに考えたほうが将来に繋がります。「逃げ」ではありませんよ。

まずは病棟移動を申し出てはいかがでしょうか。

病棟が変わっても病院内でうわさが広まったら・・・と不安になってしまうのなら、いっそ転職です。

 

私は自分が「相性の悪い先輩が怖くてやめたい」と思ったとき、看護師転職サイトに登録をして、エリア担当のお姉さんに電話で転職出来そうな病院を教えてもらいました。(ついでに愚痴を聞いてもらってスッキリw)

エリアごとに担当が分かれているので、「あそこは平日の日勤だけでも正社員になれますよ」「ここはサービス残業が多めだし、やめる人が多いので人間関係よくないかも」など細かな情報も教えてくれるし、表の求人に出ていない所もたくさん紹介してくれます。

結局、出産するまで辞めなかったのですが、「いつでも逃げ道はある。就職先はある。やめていいんだ!」と思えたことが、辛い時にふんばれた理由です。

「今すぐ転職する気はないけど、今後のために情報収集をしている」という旨を伝えても、丁寧な対応をしてくれたし、質問もしやすい雰囲気だったので、逃げ道がある安心感のためにも登録して損はないですよ!(看護学生から登録可能)

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同期は最大の仲間!

怖い先輩や、慣れない業務、なんだか自身がなくなってきた・・・・。そんな時に相談したり頼れるのは、同期です。私も同じ病棟の同期になんど助けられたことか。

看護師の同期だけでなく、薬剤師や検査技師、研修医の同期ともよく話をしたし、一緒に新人時代を乗り切った仲間です。病院でふとすれ違うだけで、なんだか元気になれるものですよ。

同期との絆は年齢は関係ないです。もともとの相性が悪くなければ、ほとんどの子が大事な戦友になるので、「社会人だから仲良くなれないかも」なんて心配する必要は全くなしですよ!

まとめ

  • 同級生とは最初は溝ができていても、仲良くなれることがほとんど。
  • 先生や指導者は、自分より年下でも謙虚に頼るのがカギ。
  • 職場には年齢関係なく優しくしてくれる先輩はいる。
  • 新人の間は誰もが疎外感を感じやすい。
  • いじめの標的にされたら病棟移動や転職も視野にいれて。
  • 同期は戦友!年齢の壁はなく仲間意識が生まれやすい

もし看護学校でも職場でも、死ぬほどつらい思いをしているのなら、辞めていいんです。

「辞めていい」という選択肢があるだけで、気持ちが楽になりますよ。

ただ看護師という職業の醍醐味は「患者さんからのありがとう」でもあるので、ぜひこの胸が暖かくなる経験をして欲しいと思います。

看護師を目指そうか迷っている社会人の人には、ぜひおすすめの職業ですよ♪

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