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「あたしおかあさんだから」の歌詞に感じた違和感を解消してみた。

生後11か月の娘を、半ワンオペで子育て中の主婦まどか(@madoka2939)です。

ここ連日、絵本作家のぶみさんが作詞した「あたしおかあさんだから」が話題ですね。

少し鎮火してきた気もしますが。

一人暮らししてたの おかあさんになるまえ
ヒールはいて ネイルして
立派に働けるって 強がってた

今は爪きるわ 子供と遊ぶため
走れる服着るの パートいくから
あたし おかあさんだから

あたし おかあさんだから
眠いまま朝5時に起きるの
あたし おかあさんだから
大好きなおかずあげるの
あたし おかあさんだから
新幹線の名前覚えるの
あたし おかあさんだから
あたしよりあなたの事ばかり

こちらが「あたしおかあさんだから」の一部引用なのですが、

「母親の自己犠牲を美化している、押し付けている」

「男性(のぶみさん)が歌詞を書いて、男性(だいすけお兄さん)が歌っているから、子育ては母親がするものだと肯定している」

といった、意見ばかり、ネットニュースで取り上げている気もしますが、もっともっと母親の意見は幅広く、たくさんの考えがあるように私は思いました。

「共感できた」という意見も、たくさん見つけました。

 

この炎上に対し、私自身が思うのはツイートした通りです。

 

本当に、たくさんの人が母親の在り方について、考えるきっかけになったし、それぞれの思いを表出して聞きあうきっかけになったと思います。

のぶみさん自身はフェイスブックで以下の言葉を残しています。

僕は、そもそもおかあさんじゃないので
おかあさんたちにたくさん取材して
書いた作詞なんです
何度も直しました💦

おかあさんたちが
おかあさんだから初めて体験した
ことを歌に載せています

例えば
あたしおかあさんだから
しんかんせんの名前おぼえるの
あたしおかあさんだから
すきなおかずあげるの
などです、

もちろん、おかあさん全ての方々に
当てはまることは、不可能ですが
いろいろ考えて作りあげた歌です

おかあさん全ての人に当てはまらなかったけど、いろいろ考えて作った歌、ちゃんと一部のお母さんに受け入れてもらってますよ。(と、私はのぶみさんに言いたい。)

発信者って結局、一部の人に届くこと前提じゃなくと、誰にも届かないんですよね。

ブログだってそうです。

 

出産目前で不安な妊婦さんが、「少しでも出産することへのイメージや知識になったらいいな」の気持ちで出産レポを書きました。

【出産レポ】陣痛のはじまりから分娩終了まで!時間は初産の平均だった

出産にむけてのアドバイスもいくつか書いたのですが、それも「出産目前で不安な妊婦さん」が準備をするためです。

日本語を読める人の中の、女性の中の、妊婦さんの中の、出産の流れが知りたいよ~!っていう、ほんの一部の人に届いて欲しくて書きました。

たった一人でも、誰かにとって励みになれば、うれしいなと思っていたのですが、何万人もの方に読んでもらっている記事なので、ありがたい限りです。

 

 

脱線したので、「あたしおかあさんだから」の話に戻ります。

歌詞が炎上したことは、それはそれでたくさんの方が母親について考えるきっかけになったので、よかったのですが、のぶみさんへの人格批判で沸いているのも事実です。

のぶみさんに「ちゃんと謝って!」みたいに言う人もいますが、そんなことを言い合う時間はもったいないです。

あくまで、母の在り方に対する話し合いであって欲しいものです。

 

 

前置きが長くなりましたが、実は私自身も歌詞に違和感はありました。

せっかくなので、「なぜ共感できないのか?」を考察し紐解くことにしました。

理由としては、自分自身が子育てをどのように感じているのか、何かしらの気づきが得られたらラッキーだなぁ、と思ったからです。

1人1人、感じた思いや違和感(共感)は違うはずなので、1人の母親の1意見として、さらっと呼んでもらえたら幸いです。

歌詞に感じた違和感とを紐解いてみた結論

結論から言いますと、母親の行動の動機は「あたしおかあさんだから」の一言で、片づけられないからという部分に落ち着きました。

毎日毎日、母親というのはいろんな感情を持ちながら子育てしています。

 

眠いまま朝5時起きるのも、

大好きなおかずあげるのも、

新幹線の名前覚えるのも、

この出来事自体は「あるある」なのですが、

これらの動機がすべて「あたしおかあさんだから」という言葉でまとめられているから、「母親の気持ち分かってない!」「共感できない!」て思うのではないでしょうか。(私はそう思いました。)

 

大好きなおかずを上げるのは、「おかあさんだから」ではないです。

  • あなたのことが好きだから
  • あなたが喜ぶ姿が見たいから
  • おいしいと思うものを食べて欲しいから

こういう慈愛が動機の背景にあるように思います。

 

眠いまま朝5時起きるのは(私は起きませんが)

  • わが子だけ起きて、1人で遊ばせるのは寂しいだろうな
  • 1人で遊ばせてケガをしたら大変だ
  • まぁ、とりあえず早く起きて昼寝でもするか
  • 眠いけど、早起きすると気分いいもんな
  • 旦那の弁当つくらなきゃ、めんどくさ~

こんな気持ちもあるかもしれません。

 

母親っていろんな気持ちが行ったり来たり、浮いたり沈んだりするんだな、と自分自身が実感しています。

子育て楽しいな、可愛いな、幸せだなって思うときもあれば、自分の時間が少ないムキーーー!てなる時もあります。

私って結構いい母親じゃん!て自身もてる時もあれば、もっとちゃんとした人に育ててもらった方がこの子は幸せなのかも・・・・なんて落ち込む時もあります。

 

そして、その時その時の気持ちによっても、新幹線を覚える動機も変わってくるのです。

自分でもコントロールできない時がある母親の気持ちを「あたし おかあさんだから」という言葉のみで表現しているから、私自身違和感を感じたのだと思います。

 

ちなみに、「あたしおかあさんだから」という理由で私が我慢していることと言えば、お酒ですかね(笑)

授乳中なので、飲む選択肢がないのは当たり前ですが、毎日飲みたいと思ってますよ、はい。

だからと言って、授乳が終わっても多分1人では飲みません。

なぜなら、あたしおかあさんだから!

ここでの「あたしおかあさんだから」に込められた意味は、

『私が母親(保護者)なのだから、お酒を飲んでいては娘の安全を守れない』という、我が子を守りたいという気持ちです。

娘に何かあったとき(発熱とか怪我とか)、お酒飲んでいては車も運転出来ません。

なので、自分の欲求はひたすら我慢です。あたしおかあさんだから。

 

何が言いたいかと言えば、込められた意味を付け足せば「あたしおかあさんだから」という一言で、動機が語れる行動もあるということです。

なので、のぶみさんが「あたしおかあさんだから」という言葉を選んだのも、間違いではないのかな、という気もします。

 

それぞれの「あたしおかあさんだから」に違和感をもち、腑に落ちていないママたちが、「じゃぁ、私はどんな思いで行動をしているのかな?」とあらゆる思いを考え、表に出してみたら、いいんじゃないかなと思います。

おわりに

私はのぶみさんの見方でも敵でもありませんが、自分自身の思いを考えるきっかけを作ってくれたという点で、のぶみさんには感謝です。

この歌詞でたくさん論争や考察がある日本は、子育ての概念が自由になりつつあって、いい傾向なのではないかなと思いました。

 

今回は、自分自身は子育てをしながら、私はこんなこと考えているよ!というのを残しておきたかったので、記事にさせて頂きました。

私の意見に共感出来ない方、なるほどそういう考え方があったのかと納得してくれる方、さまざまかと思いますが、この記事を読んで感じたことを、またそれぞれで考えるきっかけになるのであれば、嬉しいです。

 

夜中に起こされ、朝早く起き、洗濯掃除料理をこなし、子どもの主張と向き合い、我が子の寝顔を見続けてさらに寝不足が加速するママたちが、今日も幸せでありますように!