米麹から作る甘酒って、手作りすると美味しいんですけど、結構手間がかかりますよね。
鍋、炊飯器で大量に作るとしても、こまめに温度調整をしなきゃいけません。
そこで!
今回は魔法瓶を使って「ほぼ放置」で出来る、甘酒レシピを紹介します。
手間を出来る限り減らした、自己流アレンジが満載ですが、ちゃんと甘く発酵してくれたので、参考にしてみてくださいね。
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魔法瓶を使って本格甘酒を作るレシピ
用意する物
- 魔法瓶(350ml)
- 調理用の温度計(100均とかにもあるよ)
- 計量カップ(レンチンできるタイプがおすすめ)
- ご飯・・・100g
- 米麹・・・50g
- お湯
魔法瓶は350~400ml程度のものを使ったレシピになっていますが、分量を増やせば1Lや2Lでも出来ますよ。
米麹は、長期保管がきく乾燥タイプを使っています。
写真に写っているのは、イオンで買った300g税込み410円のもの。
だいたい100gあたり、100~150円くらいの商品が多めです。
はじめての場合は、マルコメのプラス麹の箱に履いているタイプ(200g)がおすすめ!(いろんなスーパーで見かけます。)
量が少なめだし、レシピ冊子がついているので、炊飯器や鍋で作る方法とポイントなども読めます。
まどか
レシピの簡単な流れ
まずは、レシピの大まかな流れを紹介します。
- お湯、ご飯、米麹をまぜあわせ、57~59℃の状態で魔法瓶にフタをする。
- 3~5時間おきに、電子レンジで中身を温めなおす(所要時間5分)
- 6~10時間後、好みの甘さになったら完成!
- すぐに飲まない場合は、鍋で煮たててから冷蔵庫で保管
米麹の酵素が働く50~60℃の状態をキープできれば、やり方はなんでもいいです(笑)
ただ鍋ですると、頻繁に火にかけなくてはいけなくて大変だったので、温めなおしが1回~2回で済む魔法瓶の方法がおすすめです。
【写真付き】レシピの詳細
ここからは、いかに洗い物を少なく、いかに手間をかけずに作るか考えたのち、こんなレシピに落ち着いたよ!という方法を写真つきで紹介しますね♡

計量カップに100gの米を入れてください。(炊き立てでも冷飯でも可。私はいつも冷飯。)
そこにお湯を300mlのラインまで注ぎます。スプーンなどで混ぜたあと、温度を測ってみると、70℃くらいになります。
(私は温度計で混ぜますが、折れる危険があるので、本当はダメですw)
米麹を50g入れて混ぜてください。
だいたい62℃くらいになります。(温度が低ければ、10秒ずつレンチン&混ぜるを繰り返してください)
温度が少し高いくらいであれば、魔法瓶と計量カップを往復させれば冷めます。
62℃くらいの甘酒を、魔法瓶(保温用のお湯は直前に捨ててね)にそそぐと、59℃くらいになります。
58~59℃あたりがベストです。
逆に、60℃以上ある場合は、冷たいスプーンでサっとかき混ぜ、60℃以下に調整してください。
(温度については、次の見出しで補足説明します。)
定期的に魔法瓶の中の温度をはかり、50℃を下回っていたら、10秒ずつレンチン&混ぜるを繰り返し、62℃まで温度を上げたのち、魔法瓶に戻してください。
(魔法瓶にそそぐと、58℃~59℃くらいになっていたらOKです)
魔法瓶の種類や、作る量にもよるとは思いますが、私の場合は4時間後に1回あたため直し、8時間後に完成くらいでも甘くなりました。
(この時40℃くらいまで温度が下がっていましたwそれでもおいしくできましたwが、温度が下がりすぎると雑菌が増えるので、50度以上キープがおすすめ!)
3時間後と6時間後にあたためなおし、9時間後に完成というパターンはおすすめです。
好みの甘さになれば完成です!雑菌駆除もかねて、鍋で人に煮立ちしてからコップにそそぎ(2杯分)、すぐに飲まないのであれば冷蔵庫で冷やして保存してくださいね。
米麹から甘酒を作る時のポイントと補足
米麹から甘酒を作る場合に知っておきたいポイントと、レシピの補足です。
米麹を作る時の温度について
- 米麹の酵素が働くのは50℃~60℃で、その中でも高温をキープすると働きがよくなる。
- 甘酒の中では、酵素、乳酸菌、雑菌が繁殖の戦いをしているので、温度を適切に保ち酵素を応援しよう!
- 60℃以上が長時間つづくと、酵素が死んでしまい、乳酸菌がよく働くので酸っぱくなる。
- 50℃以下が長時間続くと、雑菌が繁殖しやすくなる。
雑菌を繁殖させないためには、使う道具は清潔にしてくださいね。
レシピの補足について
電子レンジは、500~600wで10秒ごとにかき混ぜてください。
20秒以上連続であたためると、甘酒の一部が高温になり、酵素が死滅する可能性があります。
10秒ごとに、だいたい2℃ずつ上がっていくはずです。
もし大きい水筒をお持ちの場合、倍量で作るのであれば、こんな感じで作ってみてくださいね。
- ご飯・・・100g
- 米麹・・・200g
- お湯・・・500ml
ただ、レンチンが計量カップで出来る350mlが私的には楽でした。
スープタイプの魔法瓶なら、洗う時も中まで手をつっこめるしね。
あと、お気づきかもしれませんが、会社勤めの方には全く向かないレシピになっています。
3時間~4時間おきに温めなおすなんて、家にいないと出来ませんよね・・・。
まどか
あと、魔法瓶を持っていないのであれば、魔法瓶を買うより甘酒メーカーを買った方がいいかもしれません。(金額がさほど変わらない・・・。)
2000~3000円のものもあるので、私もしばらく作るようであれば買おうと思います。買いました。甘酒メーカーの方が楽だし美味しい!
(ホームベーカリー持っている人は、「甘酒メニュー」がある場合があるのでチェックしてみてくださいね。)
まとめ
栄養価が高いと言われている米麹の甘酒、鍋や炊飯器で作る場合は温度調整がめんどくさかったりするので、ぜひ魔法瓶の方法も試してみてくださいね♡
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